news and diary(2003年8月)

割と辛かったな。戻る先月来月


03.08.31 曇り、午後土砂降り

▼音楽:佐藤竹善&フレンズ『introducing CROSS YOUR FINGERS』(ユニバーサルJ)
SOUL’d OUTのアルバムを買いに行ったら置いてなかったので、視界に入った本作を代わりに購入。久々利いた竹善さんの声はやっぱり格好良いなと。

▼将棋倶楽部24:対局日誌 R1858↓  ●先手4五歩早仕掛け対四間飛車
第1図。定跡と違うのは、先手に▲6二金直、後手に△6三金が入っていないことと、後手は△7四歩の代わりに△1二香が入っている点。角を打ち込んだこの局面では少々いいかなと思っていた。△6五桂には▲5四角成△5七桂成▲同金で、後手の攻めは頓挫。飛車ぶつけの△2五飛は▲2六歩と打てる。5四の馬の効果で△4四角を消しているから成立しない。本譜はすぐ飛車交換に成ったわけだけど、▲2一角成と駒得で満足な分かれだった。問題はいつものようにこのあと。

後手:二段             後手:二段
後手の持駒:角 桂 歩三      後手の持駒:飛 角 歩三 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1      9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+    +---------------------------+
|v香v桂 ・v金 ・ ・ ・v桂 ・|一   |v香v桂 ・v金 ・ ・ ・ ・ ・|一
| ・v玉v銀 ・v金 ・ 角 ・v香|二   | ・v玉v銀 ・v金 ・ ・ ・v香|二
| ・v歩v歩 ・ ・ ・ ・ ・v歩|三   | ・v歩v歩 ・ ・ ・ ・ ・v歩|三
|v歩 ・ ・v歩v歩 ・v歩v歩 ・|四   |v歩v桂 ・v歩 馬 ・v歩 ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・v飛 ・ ・ ・|五   | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v歩 ・|五
| 歩 ・ 歩 ・ 歩 ・ 歩 ・ ・|六   | 歩 ・ 歩 ・ 歩 ・ 歩 ・ ・|六
| ・ 歩 ・ 歩 銀 ・ ・ ・ 歩|七   | ・ 歩 ・ 歩 銀 ・ ・ ・ 歩|七
| ・ 玉 ・ ・ 金 銀 ・ 飛 ・|八   | ・ 玉 ・ ・ 金 銀 ・ ・ ・|八
| 香 桂 ・ 金 ・ ・ ・ ・ 香|九   | 香 桂 ・ 金 ・ ・ ・ ・ 香|九
+---------------------------+    +---------------------------+
先手:僕              先手:僕
先手の持駒:銀           先手の持駒:飛 銀 桂 歩 
  第1図 (▲3二角打まで)      第2図 (▲5四馬まで)

第2図、△8六桂と絡んできた局面に、▲5四馬と引いたところ。歩切れを解消しつつ、7六にも利かせて味がよいと思って深く考えずに引いたのが敗着だと思う。以下△9五歩と一番薄いところを攻撃されて為す術なしであった。正しくは▲8五銀と金持ちらしく投入する一手。そのあと馬を引くなり、香を拾うなりしていればよいのである。居飛車急戦型の陣立ては、美濃に比べてたぶんですけれど、抵抗力が弱いんじゃないかと思うんですよねえ。いや、居飛車陣形に慣れていないというものありますし、受けの感覚がまだわかっていないのだといわれればそれまでなんですけれど。なんつーか、優勢になってから、丁寧に受けて勝つ、というスタイルになってしまうのが厳しいですわ。渋くて格好いい勝ち方なので穴熊に日寄らず指し続けるつもりではあります。理想に近づくのにまだまだ道は遠い。

03.08.30 晴れ

▼更新:将棋戯言追加、週刊ゲーマニ発行
戯言を書いているうちに、どんどん怒りがこみ上げてあんな内容になっちゃった。ホント、そりゃないよ、って思う。

▼読書:林望『知性の磨きかた』(PHP新書)
良書。今後、自分がどのように勉強していけばよいか、大いに参考になった。若い人だけでなく、年輩の方にも十分意味のある本だと思う。

03.08.27 晴れ

▼将棋倶楽部24:対局日誌 R1871↓  ●横歩取り力戦?
中盤の駒組みに支障をきたし、飛車角交換されて参った。以下一手違いに持ち込むも即詰みに討ち取られる。折角15分で指しているのだから、こういうポカは極力なくさないともったいないよな、と切実に思う。

後手:二段
後手の持駒:歩二 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v香|一
| ・ ・v金v銀v玉 ・v金 ・ ・|二
| ・ ・v桂v歩v歩v歩v桂v銀v歩|三
|v歩 ・v歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・v角 ・v飛 歩|五
| 歩 ・ 歩 ・ ・ ・ 飛 ・ ・|六
| ・ 歩 桂 歩 歩 歩 歩 銀 ・|七
| ・ 銀 金 ・ 玉 ・ 金 ・ ・|八
| 香 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:私
先手の持駒:角 歩二 
不備を突かれ、△4五角打と痛打を浴びた図。

▼読書:丸谷才一『日本語のために』(新潮文庫)
内容は古びていない。っつーかいまだに有効な内容ですよ。国語教育批判しかり、古典主義態度の必然性しかりです。流石です。

03.08.26 晴れ

▼メモ:イヤイベント一端終了
解決策はあるのだが理屈で理解しても感情がそれを拒否する。とりあえずそこで妥協。

▼メモ:帰りの電車にて
小柄な女子高生が乗ってきたのだが目を見張った。手元にあるのは1.5リットルサイズの 「高原の石清水&レモン」。それを大事そうに抱えて吸いながら乗ってきたのですよ。500mlならわからないでもないが、あんな大きいパックを持ち歩くとはなあ。

▼読書:ジョン・ホーガン『科学の終焉』(徳間文庫)
読了するのに時間が掛かったのは、その分厚いページ量もさることながら、内容がいちいち専門的で、それらを理解しようと努力したからですねえ。刺激的ではありますが、あまり愉快な結末が待っているとは思えないですなあ。科学だけではなく、すべての分野で革命的な出来事の出現率が低下、というかほとんどないだろうという予測は。相対論や量子力学、ダーウィンの進化論、ニュートン力学級の発見は、確かに期待できないかもなあ。もっとちまちました、小さい発見ばかりが残されているだけだと。勿論それは将棋にもいえるんではないかと。というわけで、戯言ネタに「将棋の終焉」を予約。本書の序文のパロディになるだろうねえ。しかしすでにネタ割れしているんだから、書かないかも。

03.08.24 晴れ

▼メモ:イヤイベント発生
疲れた。

03.08.23 晴れ

▼更新:将棋戯言追加、週刊ゲーマニ発行
戯言ネタ切れにてストックを使う。これでストックなくなっちった。週刊ゲーマニは投稿があったので楽しく発行。

▼メモ:横田基地友好祭りって
昼間は暑いだろうと、夕刻に出かけたがそれでも暑かった。基地の入り口すぐで、持ち物&身体チェックを行っていた。数年前にいったときはこんな物々しくなかったけどなー。広い敷地に多くの観光客がごった返していた。僕は滑走路でゴロリと横になってしばしうたた寝なんかをしつつ過ごした。不思議と地面の熱が気にならない。青空が視界中に広がって、それらを遮る物がないっていうんだから、どんだけ広いかわかりますなあ。それにしても、販売していた食い物、全部アメリカサイズ。そんなに喰えねえよ、ってぐらい入ってんだもん、嫌になっちゃう。

03.08.22 晴れ

▼メモ:仕事一区切り…
ここ二日で一週間分働いた。ああ、働いた働いた。働きすぎて、上がったテンションが夜中になっても下がらない。ああ。

03.08.21 晴れ

▼メモ:連休明けは忙しい
やったことのない仕事を押しつけられ右往左往。日程もタイトだし、困った困った、と人ごとのように思ったり。

▼メモ:『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』感想その4
飽きた…。3年目になってもやること一緒だし、アクションも同じ。ダンジョン移動の際にランダムで出現するおおげさなイベントも鬱陶しいし。というわけで時間ができたら売り払ってきます。

03.08.20 曇り

▼メモ:『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』感想その3
ジャック・モキート夫妻、倒せました(泣)。一度気分転換にセルキー一族をパーティに加え、操作感覚を鍛え直し、再度ユークで戦いにいきまして。妻を集中して攻撃していたら、あっさり退場してくれた。あれれ。おかしいな。昨日とはまるで違う。妻の回復がなければ夫のほうはただのデブなので、ごり押しで勝てました。なんだか操作にも慣れてきて楽しくなってきた。不満はたくさんあるけれど。

▼将棋倶楽部24:対局日誌 R1886 ○後手4五歩早仕掛け対四間飛車
久々の15分、定跡形。ただ、後手番で仕掛けは成立するのか、ってのがあって。△4二金と締まっていないは好みなんだけれど、これって▲3五歩から玉頭目指す指し方に弱いんですね。本譜はそうならなかったので一方的に攻めることができたが、例えば、第1図で▲8五飛とする前に▲3五歩とか▲4五桂とか絡まれると居飛車的には困ると思われる。手元に四間飛車の本がないので調べられないが(机が狭くてねえ)、要検討、ということで。

後手:私
後手の持駒:角 銀 歩 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・ ・v金 ・v桂v香|一
| ・ ・ ・v銀v金 ・v玉 ・ ・|二
| ・ ・ ・ ・v銀v歩 ・v歩 ・|三
|v歩 ・v歩 ・v歩 ・v歩 ・v歩|四
| ・ ・ ・ 飛 ・ ・ ・ ・ ・|五
| 歩v飛 歩 ・ 歩 歩 歩 ・ 歩|六
| ・ ・ 桂 ・ ・ 金 ・ 歩 ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ 銀 玉 ・|八
| 香 ・ ・ ・ ・ 金 ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:三段
先手の持駒:角 桂 歩三 
  第1図 (△8六飛 まで)

▼読書:吉行淳之介(編集)『文章読本』(福武文庫)
文章読本のつまみ食いですな。こういうアンソロジーは手軽に読めるので重い本の合間に読むと具合が良いです。丸谷才一のもの一等よかったな。ところで、彼の名前の読みって、「まるや さいいち」と読むんですね。ずっと、「まるたに」って思ってた。

03.08.19 曇り夕方小雨

▼メモ:連休疲れが…
体が仕事したくないっていってるよ…。

▼メモ:『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』感想その2
ジャック・モキート夫妻が倒せず。攻略ページには、楽勝、とか書かれているのになあ。一時間やっても倒せないので嫌になってきた。どうしても妻が倒れない(泣)。明日最チャレンジしても倒せなかったら、売り飛ばすかな。

03.08.18 曇り

▼メモ:『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』の感想(始めたばっかり)
遊び初めて感じたことはまず、背景が綺麗なせいで通路と背景との区別が付きにくく行き先を見失うことがあって、それが苦痛。これは PS へいってしまったファイナルファンタジー全部に感じる違和感と同じものでした。アクション部分はファミコンでも十分実現できるレベルもので、ワタシとしては 2D で表現してもらったほうがよほどプレーしやすくなったんではないかと。弾よけながら隙を見て攻撃、みたいな地味な作業が続くので、どうしても画面がみづらいのが致命傷になるんですよ。今のところ感じている不満はそんなところ。

03.08.17 小雨

▼更新:ひとりよがり自戦記。久々です。

▼メモ:アカシヤ書店いってきました

小雨降る中いって来ました。やはり珍しい本がいっぱいあって嬉しくなっちゃうね。「消えた戦法の謎」単行本、値札\4500が\1500になってました。流石に文庫本が出るとね。小池重明実戦集は絶版らしく、\5800が\10000になってました。ああ、買っておいてよかった(?)。今回の目的は、芹澤博文のエッセイ集でして、彼のことは一度まとめないといけないと思う人物だし、誰か彼の仕事をまとめろよ、と思うんですが、まあとにかくいくつか並んでいたので手にとって見たんですよ、そしたら一冊\2000円以上するじゃないですか、もう、ああ、しかたがないので一冊だけ選んで、泣く泣く払ったさっ。で、これがねえ、面白いのよ。まだ読み始めたばかりだけれど、これは大当たり。当時の将棋界の人間像がよく分かる。米長永世棋聖の「兄貴はバカだから東大に行った」伝説は米長HPにも明記されているけれど、これ、芹澤の創作なんだよね。このことも書いてあるし、将棋の日を創設したのも実は芹澤だった、ってことも書いてある。それと一部では有名な、30回にわたって連載した観戦記も収録されていて得した気分。それと随筆集とこれも当たりである佐藤「薪割り」大五郎八段の名著(?)「中段飛車宇宙戦法」も購入。これも最高に面白い。いやあ、いった価値はあったね。まだ欲しい本はたくさんあったけれど、それはまたの機会に。

03.08.16 大雨

▼更新:将棋戯言追加、週刊ゲーマニ発行、ゲーマニ更新
お出かけの予定が狂ったので、こっちは定期更新。ちぇ、つまんないな。ゲーマニのトップページに創土社復刊日程をちょっと追加。閃光さんゲームコラム未満@はてなダイアリー経由で情報を得ました。重宝させて貰ってます。

▼将棋:山崎五段のインタビューは、彼の心をさらけ出させたという意味で貴重だ
対局に打ち込めず逃げていた、というのは生々しい告白だと思うわけで。プロになる執着心も薄かったのに、四段になってしまったそうです。これが才能というものなのでしょうか。才能って、なんなのだろうな。年齢制限で退会していく奨励会員もいるというのに、まったくもって不思議なものですねえ。
ソース:将棋王国より。しかしもずさんのいうように、リンクしづらい構成のサイトだなあ、将棋王国は。情報量や、更新の早さでは一番秀でているだけに残念至極。

03.08.15 お昼まで大雨

▼将棋:谷川王位、順位戦三連勝
後手番で、先手藤井九段の藤井システムに対し、4六銀右戦法で立ち向かった王位。中盤の折衝では振り飛車十分だったと思うのですが、終盤どこかで逆転してしまった感じ。最後の即詰めは流石読み切りといった感があった。▲5三金から駒を渡してしまったのが問題だったのかな。とはいえあの局面で駒を渡さず詰めろっていうのも難しいかったのだろう。なんせ秒読みだったらしいからねえ。というわけで順位戦は谷川王位の三連勝となった。振り飛車三人衆の一人を撃破したことで、俄然前途が開けてきた。タイトル保持者が羽生四冠だとモチベーションがこうも違うのか?

03.08.14 大降り

▼メモ:お出かけ中止…
朝から雨。小雨なら決行なんだけれど、傘を差しても吹きこんでくる勢いがあったので会えなく断念。折角アカシア書店に行こうと思っていたのに。

▼ゲームブック:「第三の男」とは?
マーリンの呼び声で、グレイルクエスト(ドラゴンファンタジー)創土社版のスタッフや出版日が推定(?)ながら公開されている。どうやら創土社編集部から情報が流れている(つまり情報公開許可済)みたいですね。剣社通信は更新頻度が低いので、情報に飢えているゲームブッカーには丁度良い感じ。ところでタイトル、変更になったりするのかな? だとしたら最終巻は是非、「ピップ最後の冒険」がよいなあ。

03.08.13

▼メモ:スチールラックを買ったりとか
部屋の模様替えを実行中。とりあえず収納する棚を買って満足してるワタシ。店を出て大人びたカフェで一服してあとはゴロリ。

03.08.12

▼メモ:下手に休みがあると駄目だ
だらだら過ごしてしまってます…。将棋世界買ってきてゴロゴロしながら読んだり、自サイトのデザインをいじりまわしたり、サーバ立ち上げにうんうん悩んだ挙げ句棚上げにしたり。明日からは強制イベントが盛りだくさんなので贅沢といえば贅沢な過ごし方だったかも。

▼メモ:孔雀王文庫版11冊読破
なんてこともしてました。何故か家に第8巻を除く全巻があったのですよ、半年ほど前から。僕は続き物を読むときは揃っていないと読まない主義なのですね。だからずっとほったらかしだったんですよ。折りを見て、書店で購入しようと思っていたんですが、近くの書店では置いていないは、新古書店では何故か8巻より以前の巻までしか置いていなかったりしていて。ところが今日、中古ゲーム屋をメインにしているけれども古書も置いている店にいったら、丁度置いてあって。というわけで本日全巻読破。世界の神々を引用した光と闇の抗争をモチーフにした、一種観念的なお話しですねえ。光も闇も表裏一体なんだからお互いやり合っても無しかなく不毛である。だから光と闇が生まれる前に戻ろう(=今までの話は全部なしで)という、うーん、話としては無難な完結でした。僕の場合は話しより個々の神々(妖怪とか)のエピソードを知る方が面白かったな。

03.08.11

▼更新:ゲーマニ
気合いを入れて更新。夏休みの課題一つクリアだ。

▼メモ:ザ・コブラツイスターズの CD 購入
ザ・コブラツイスターズの「甦る人々」が突然聞きたくなったので、アルバム『蛇の道』を中古屋で購入。「サクラサク」もよいな、やっぱり。無骨な男の優しさが溢れてる。ところで、ボーカルの声質がハナワのそれに似ていることに気づいた。なんか嬉しくない。

▼メモ:ELT の新曲「ファンダメンタル・ラブ」ってなんで発売オーケーになったんですかねえ?
聞き苦しくてかなわんのやけど。声が割れているし。いくらなんでも酷いんじゃないのか。音楽番組で見かけたときも目を覆う有様だったし。不思議。

03.08.10

▼メモ:祭り見学
近所の祭りへ出かける。出店が昨年に比べてパワーダウン気味な感じ。牛の串焼きを売っている店がなくて残念だったな。

03.08.09

▼更新:将棋戯言追加、週刊ゲーマニ発行
戯言は夏休みの課題図書風に。週刊ゲーマニはまあいつものペース。

03.08.08

▼将棋:山崎22連勝止まり
残念だが仕方がない。相手の矢倉も今期は好調だったしね。次の竜王戦頑張って下さい。って相手は谷川王位。両者とも勝って欲しいんだよなあ…。

03.08.07

▼将棋:谷川王位、3連勝!
天晴れ。後手番ながら、一目無茶やろっ、みたいな仕掛けからずーっと殴り続けて最後までラッシュが続いたという、なんというか谷川将棋の特徴の一つが結実した一局でしたねえ。次局は先手ですし気持ちよく指せることでしょう。

▼読書:林望『書斎の造りかた』(カッパ・ブックス)
読み出して、はた、と膝を打つ。どこかで読んだな、と思って調べたら、なんだ文庫版をすでに読んでいるのね。ま、いいかと思いつつまた読む。男子たるもの、書斎は持つべきだな。

03.08.06

▼メモ:定期的イヤ事
来年に向けて新しい働き先を考えなくてはならないような雰囲気…。昨日今日とどうも気分が下降気味…。

▼将棋:渡辺五段、羽生王座に挑戦へ
とうとう来たか、という感じ。年齢差が13年かあ(羽生32歳、渡辺19歳)。谷川王位が41歳だから、羽生との差は9歳。まあほぼ10年周期で王者が出る計算なので順当なのかと。しかし渡辺世代の棋士は山崎を除いてパッとしないですねえ。

03.08.05

▼将棋:もずさんが帰ってきたヨー
もずさんのはてなダイアリーが再開された模様。お帰りなさいまし。

03.08.04

▼将棋倶楽部24:対局日誌 R1868 ●後手ごきげん中飛車
なんか急戦調な展開に腰を入れて読めず、敗退。指し手に一貫性がなかったのが酷い。集中力に欠いた。反省。

03.08.03

▼メモ:画集、写真集物欲リスト作成 → double crown's 物欲リスト(画集、写真集)
欲しい画集や写真集を忘れないように別枠でファイルを作りました。建築物の本や、古地図なんかも興味有りなんでおそらくそちらも追加するでしょう。とにかく視覚に訴えてくるものならなんでも対象にしちゃいます。よろしければ覗いてみてください。アファリエイトだらけですので、それが気になる方はご遠慮下さいね。

▼メモ:本日も古書店回り
自宅から自転車で30分のところに割と大型な古書店がありまして。運動不足解消とばかりに出かけたんですが、真っ昼間からでかけるもんじゃないですな。蒸し暑くてもう。欲しい本は見つからず。将棋コーナーで宝島王手飛車読本を見つけたので久々に目を通す。インタビューアーが将棋界の人じゃないので、将棋指しの違う一面を見ることができる面白い本ですよ、これ。で、行方尚史六段、田村康介五段のインタビューはやっぱり最高だな。行方の悩める青年像、田村のぶっきらぼう加減は余所では読めないね。両者とも才能があるんだがイマイチ日が当たらない。もっと暴れ回ってもいいと思うんだけどな。

▼杏フィルター:調子悪いんでサーバ立てることにしました
動かない原因を特定するにも、レンタルスペースでは面倒なんで自分用のサーバ立てることにしますです。しかしまあサーバ立てたこと無いんで教科書買って勉強を始めたところ。ぽつぽつやります。

03.08.02

▼更新:将棋戯言追加、週刊ゲーマニ発行
戯言は水曜日にできていたので余裕を持って更新できた。ちょっぴり辛口ですかね。週刊ゲーマニは、最近ゲームブック界で動きがあるので発行していて楽しい。

▼メモ:散髪しに八王子へ
わざわざ八王子に行く必要はないんだけど出不精なんで、散髪にかこつけて出かける。電車の中や駅構内で浴衣姿のお嬢さんをたくさん見るなあと思ったら、祭りだったんですね。御輿担いだおっさんや若者が大声あげて、駅前道路をだらだらあるいておりました。で、散髪後、くまざわ書店〜ブックオフコースを巡回。ヨドバシにも寄って、スクロールマウスを物色しようと思ったが体力が持たず、今回はパスで。駄目だなあと思いつつ、帰りの電車を待つあいだ、購入した「振り飛車ワールド第4巻」を読む。

▼読書:『振り飛車ワールド第4巻』(毎日コミュニケーションズ)
なんか鈴木大介八段のインタビューと振り飛車党列伝「加瀬純一六段」ぐらいしか読むとこない。夏にややこしい変化を読み進めようとは思わないないなと。指定局面戦は、細かい変化がだらけなので特に。ところで巻頭、編者の小川明久が、刺激のない将棋界に対して「なんとかならないものかと思う」と書いているが、それがあなたの仕事でしょ、とつっこんでみたい。ただし小川氏は頑張っている一人だと思うけど。

▼メモ:画集を眺めて心を落ち着かせる
寝る前なんかに。心を落ち着かせて眠りたいと思うことがある。そんなときは美しい画集や写真集を眺める。とにかく綺麗なものに目を通す。ジャンルは問わない。というかそのときに気分に合わせて。ってな生活を時折してる。時折、にしかできないのは、あんまり画集を持っていない、ということと扱っている店が少なくて触れる機会が少なくて購入できない、すぐ絶版になる、サイズが大きすぎてたくさん手元に置いておくことができない、などいろいろ理由がある。だからまあ、ネット書店なんかを利用して、自分向けに画集購入用のページを作ろうかなと思ったり。ポストカードサイズの画集とかもっと増えてくれると嬉しいんだけれどね。そうそう、CANABIS氏の画集が新装ででているそうだから、購入するかな。結構値段張るけれどね…。

▼将棋倶楽部24:対局日誌 R1885 ○後手ごきげん中飛車対丸山ワクチン
先期の棋聖戦第2局、佐藤棋聖のゴキゲン中飛車に早めの角交換から▲7八銀と上がる趣向で対抗される。積極的に咎めようとして、結果手損だけが残る展開になった。向かい飛車に振り直したが先手に馬を作られ、手厚く指されてしまう。我慢に我慢を重ねていたが、どうしようもなくさばきに出て、その結果が第1図。

後手:私
後手の持駒:角 桂 歩 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・v金 ・ ・v金v桂v香|一
| ・v玉v銀 ・ ・ ・ ・ ・ ・|二
|v歩v歩v歩v歩 ・ ・ ・ 歩 ・|三
| ・ ・ ・ ・ ・v歩 ・v歩v歩|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ 全 ・ ・|五
| ・ ・ 歩 ・ 歩 ・ ・ ・ ・|六
| 歩 歩 銀 歩 ・ 歩 歩 ・ 歩|七
| ・ 玉 金 金 ・ ・ ・ ・ ・|八
| 香 桂 ・ ・ ・ ・ ・v龍 香|九
+---------------------------+
先手:三段
先手の持駒:飛 角 銀 歩 
  第1図 (△2九飛成まで)

銀桂交換の駒損の上に、玉形の差、後手の左金の遊び具合が酷く敗勢。ここで▲5三角なら決まっていた。金取り+▲6二銀が露骨ながら強烈なので。しかし楽観したのが先手は▲4三角。以下△5二歩(▲6一角成を防ぐ)▲6五角成とのんびりした指したのが逸機だった。以下、後手は香を拾い、玉頭から殺到して逆転しちゃった。決めるときに決めないと痛い目に遭う、という教訓。

03.08.01

▼メモ:ルパン三世って
コミカル路線はもうしょうがないのか。全然ダンディズムを感じないんですが。みんな物わかりいいし。ラストのオチは分かりづらいし、納得できない。悲しいなあ。

▼将棋倶楽部24:対局日誌 R1867 ○先手居飛車穴熊対後手三間飛車
うー、三間飛車相手には急戦がモットーなんだが、覚えている定跡が中途半端なことに気づきなんとなく熊ってしまった。相手が仕掛けてくるタイミングでハッチを閉めることができたのでまずまず。中盤銀と香+角成の交換し決戦に。敵陣に馬を忍び込ませ内部破壊を目論むが、後手は持ち駒の銀を投入し徹底抗戦。以下、銀角交換で駒得し後、相手が穴熊に食らいついている隙に一気に必至へ誘導した。完勝。しかし最近対振りばっかりだな。

後手:二段             後手:二段
後手の持駒:歩二          後手の持駒:飛二 角 桂 歩
  9 8 7 6 5 4 3 2 1     9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+   +---------------------------+
|v香v桂 ・v金 ・ ・ ・ ・ ・|一  |v香v桂 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|一
| ・v玉v銀 ・v銀 ・ ・ ・ ・|二  | ・ 杏 銀v玉 ・ 金 ・ ・ ・|二
|v歩v歩v歩v歩v歩v金 ・ ・v歩|三  |v歩 ・v歩 ・v歩v銀 ・ ・v歩|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四  | ・ ・ ・v歩 ・ ・ ・ ・ ・|四
| 桂 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 龍 ・|五  | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ 香 ・ 歩 歩 飛 ・ ・ ・|六  | ・ ・ ・ 歩 歩v馬 ・ ・ ・|六
| 歩 歩 ・v金v角 歩 歩 ・ 歩|七  | 歩 歩 ・v金 ・ 歩 歩 ・ 歩|七
| 香 銀v銀 ・ ・ ・ ・ ・ ・|八  | 香 銀 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| 玉 桂 金 ・ ・ ・ ・ 桂 香|九  | 玉 金 ・ ・ ・ ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+   +---------------------------+
先手:ワタクシ           先手:ワタクシ
先手の持駒:角 歩三        先手の持駒:金 銀 桂 歩五 
  第1図 (△7八銀打まで)      第1図 (▲7二銀打まで)

第1図から、▲8五龍△8九銀成▲同金△8四桂(受け)▲6五角△4六角成▲8三桂成△7一玉▲7二成桂△同金〜略〜▲7二銀まで。…しかし、第1図で△7八銀ではなく△9四歩と催促されると困ったような。桂打ちでは先に▲8五龍が正解だったか。△8四銀と受ければ▲7六龍と受け潰し。△7八銀なら本譜の順で。うむ、こっちだな。

夏のオススメCD
2003年夏のオススメ NONA REEVES「SWEET REACTION」
NONA REEVES
SWEET REACTION

コンテンツ
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