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07.06.02 曇

▼会社の草野球に参加してきた。2回目。疲れるな、やっぱ。汗だくです。
▼それにしても打つのは楽しいね。スコーンと打ち返せるとテンション上がる上がる。
▼「図書館を利用するようになるまでの20ステップ」を読んでおそらく一読すれば満足するであろう本、まあ大半はそうですが、は図書館で借りればいいか、と思うようになる。なにしろ職場のすぐ側に福岡市総合図書館がありますからね。昼休み中にさくっと借りることが可能なわけで。
▼ざっと調べたけれど、ネット上で蔵書は検索できるけれど予約ができないっぽい。うわー、使えねえ!
▼…ちょっと調べてみると福岡県立図書館ではネット上で予約できるっぽい。しかしそれをするために、《パーソナルサービスのご利用には、「パスワード」(初回は、県立図書館カウンターで取得)が必要です。》って、いちいち箱崎にいけというのか? 明日にでも電話して聞いてみるか。面倒だなー。というかもうちょっと親切に書いて欲しいです。税金で運営しているんだからさーもー。ふざけないでくださいね。
▼ところで「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」は素晴らしい本を紹介してくれているグッジョブなブログなんですが、検索窓がないので不便なんですよね。今は Google 窓に「site:http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/」と追加して検索してますがちょっと面倒。
▼「犬〜」はいつもの調子のエッセイ。丸谷さんも今年で82歳か。小説はまだ読んでないなあ。
▼「スピードハックス」はすぐ仕事に使える tips 集。便利で有用。自分が今までやってたこともあながち間違っていなかったという確認もできた。似たような本を今までも読んでいるのでかなり乃部分で重複してはいたけれど、復習できたと思えばいいかと。
▼「原因〜」。結果や環境は自分が作ったものなんだから、正しい結果や環境を作れるように生きなさい、人のせいにするな、ということ。うん、そうだな、としかいえない。

スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術
大橋 悦夫 佐々木 正悟
2007-01-31
単行本(ソフトカバー)
by anzu_clip

07.06.03 晴

▼筋肉痛がきた。キャッチャーをしたためだと思うのだが、膝とか腿とか下半身が痛い。普段しゃがんで作業なんかしないしなあ。
▼「Life Hacks PRESS ~デジタル世代の「カイゼン」術~」を読み直し中。
▼GTDリストをバイブルサイズの手帳に書き込んでいたんだけれど、最近そのサイズにちまちま書くのが苦痛になってきた。A4サイズのノートにでっかく書くと気分がいい。おそらくいくらでも書き直すスペースがあるから、というのがその理由だと思うんだけれど、まあそういうわけで、手帳なり、情報ストックメディアを見直そうかと。
▼日垣 隆「知的ストレッチ入門―すいすい読める書けるアイデアが出る」で紹介されいたグッズのうち欲しい商品のまとめ。

▼本棚、クリアチェストは買うつもり。本棚約 \20,000、クリアチェスト約 \30,000。問題は机だ。ざっと調べるとそれなりの机って \100,000 を軽く超えるのね。今使っているパソコン机は \10,000 ぐらいだったなあ。
▼机は、横に広く(120cm以上)奥行きも 80cm 、上の空間も使えるようなものを物色中。パソコン机と書斎机の合いの子のようなものが欲しいんですけれどね。


07.06.11 晴

▼昔の会社の同期と仙台に旅行へいってきた。仙台って広いんだねえ。温泉がわりとあちこちに散らばっていて微妙に不便に感じたなあ。
▼記憶に残ったこと。3回目の旅行だというのに、相変わらず遅刻する友人。3回とも初日の移動で一緒に行動したことがない。ほんとねえ、意味がわからん。参加者は、東京、名古屋、広島、福岡にそれぞれ住んでいてみんな都合をつけて参加しておるというのにまったくもう。面白いからいいけれどもさ。
▼仙台城跡から眺める景色はよかった。なんか異常に高いところに政宗公騎乗の銅像が設置されておった。一緒に写ることができない素敵な設定だ。すぐ側のお寺のくじ引きで凶を引く友人Mの不運度も板についていて素晴らしい。彼はそういう星の下に生まれており、引く前から「凶引くんじゃない?」とからかっていたら、さくっと迷いなく引いてくれた。流石。
2007.06.09 凶の証拠写真
▼昼は上牛タン定食を堪能し、仙台牛入り肉まんを食いながら高速バスを待って、湯子観光ホテルへ。デカくて立派な宿でした。温泉は乳白色で露天もあった。硫黄の匂いが強烈。近くに外湯もあって楽しめたようなんだけれど、仙台からの移動してきて時間がなかったり、雨が降ってたりでホテルの温泉のみに。ちょい不満。
▼ご飯は美味かった。海に近いこともあるんでしょうが、刺身は全般的に美味い。ご飯も米所であって美味だしね。仲居さんも若くて気が利いててよかったよ。
▼翌日は、松島へいって船で観光。島の美しさは正直、四国で見た島々には遠く及ばないと思った(天気も最高によかったし、高台からの眺めだったからね)。それより船についてくるカモメの必死さに胸を打たれる(笑)。「カモメのえさ」と称して売られる原価30円程度のかっぱえびせんの小袋を100円で購入し、後方のデッキに群がるかもめどもにえさを投げると、競って飛んでくる。海面ぎりぎりに飛ぶえびせんにつっこんで海面に突き刺さる気の毒なカモメが泣ける。
▼帰りは塩釜へ寄って、鮨をつまんできた。これもね、よかった。小振りな握りだけど一つ一つがしみじみする旨さ。エビの頭でダシをとったお吸い物が特によかった。口直しのいちごのシャーベットもいいよ。鮨を握るたびに両手を膨らませてポンッと鳴らす不思議な大将も見所です。鮨しらはた、いいですよ。
▼鈴木本に対する amazon レビューに誤りあり。《例えば中飛車で後手が32玉31銀型のとき振り飛車から角交換するが後手はたいがい32銀と取る。だがこの本は32玉と取る変化をさかんにかいている。》の32銀、32玉は、それぞれ22の間違いだ。
▼松尾スズキがプッシュするAV女優の作品「人間廃業 矢沢ようこ」が気がかり。
▼呉の本は、読みたい本がいろいろ掲載されていたので anzu_list に追加してて気づいたんだが、P194 の 山上たつひこ「喜劇新思想体系 (上)」は体系じゃなく大系が正しいみたい。初版なので2版以降では訂正されているかもしれません。
▼残り2冊はオススメ。自分の生き方、態度を見直すのに使えます。


07.06.12 晴

▼図書館に訊け!、まったく知らなかったリファレンスサービスについて学べる本だし、本を起点とした情報検索技術を教えてくれる。「情報源としてのレファレンスブックス」が気になった。その前にまずは読んでみようと思っている「使えるレファ本 150選」が積読状態。
▼伝わる、いい本だった。文章を書くことについての心構えや考え方が具体的に書かれていて有用。新書なのに横書きなので少々読みづらいのが難点かな。


07.06.16 雨天

▼朝から本棚を組み立てる。サイズが幅120×奥行29.5×高さ200cmというシロモノで、わかっていたとはいえデカイ。組み立て作業場所を確保するだけで大変だった。2時間はたっぷりかかったね。現在は書斎の中央に据えてゲームブック関連本のみを入れる予定。さっき段ボール一箱分のゲームブックをおいたら、二段弱占領されてしまった。全部をおくのはやっぱ無理か。
▼最初は日垣隆氏推奨の「国産ロング書棚」を購入するもりだったんだけれど、楽天で検索していると同名の商品「ロング書棚」が10,000円を切っており、こっちにしてみたんだよ。すると、名前は一緒だけれど実はサイズが微妙に違っていて(買った方は高さが15cm低いのだ)、つまり同じ商品ではなかったのよね。値段の安さに確認を怠ってしまった! まあ安かったし高さ以外差もなさそうだし問題があるわけじゃないけれど、釈然としないものであります。

西垣本は、楽天的Web礼賛に待ったをかける一冊。確かに Google などによる強者だけに権力集中することの弊害なども同時に考えておくべきなんだねぇ。常に、「ホントにそうなのか」と問いかける姿勢が必要だなと。あと「情報」の定義についても面白い。
▼「評論家入門」は評論家はかくあるべきだという話と、自分の苦労話と、エッセイが今後は文筆業としては希望がありそうだから、そっち目指せばどうですか、という提案。評論家入門なのに序盤の批評に関するうんちく以外は題名とそぐわないと思うんですが。
▼「ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法」は著者の仕事術が語られているので、まるごとまねすることは無理だけれど考え方やいくつかの方法は参考になる。しかし福田和也氏の本はどれも読みやすいな。頭にすっと入ってくる。
▼あと偶然ですが、「評論家入門」と「ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法」で小林秀雄の有名なフレーズに対する解釈がされている。さて、どっちがきちんと読み込めているんですかね。というか有名フレーズが二人で違ってますが、どっちが正しいのかしら。
《「美しい『花』がある。『花』の美しさという様なものはない」。いかにも深遠なことを言っていそうで、その実何のことだか分からない。まさに、政治家や商人の言葉である。》p70 小谷野敦「評論家入門」
《例えば、小林秀雄の有名な言葉に「花の美しさなどというものはない。美しい花があるだけだ。」というものがありますね。
 様子するに、美は抽象的な理念などというものではなく、個々の事物に即してしか立ち現れない、ということですね。》p174-p175 福田和也「ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法」


07.06.23 曇ときどき雨

▼本棚整理をしようとして挫折。組み立てたはいいが、今度は本を取り出す作業が面倒。どこにあるんだ、二見ホームズシリーズは?
▼ついでなので集めていた将棋の本は処分することにしました。場所に困っているわけじゃなくて、死蔵するぐらいなら、他の人に読んでもらった方がいいかと思った次第です。「小池重明実戦集―実録・伝説の真剣師」はなんかは再読するだろうから残した。棋譜と棋譜の間に書かれたエピソードを拾い読みするだけでも楽しい1冊で、マニアだけの宝物だといえましょう。版元にもうないのか、amazon ではべらぼうな値段がついていますが、大きな書店にはまだあると思います。定価で5,800円はしますけれども。

大鹿 靖明「ヒルズ黙示録―検証・ライブドア」にはヒルズ系会社の人たちが如何に法律の抜け道を探して経済界を揺るがしたか、ってことが書いてあるんですが、それを理解するための基本知識が私自身まったく足りていなかったので、いちいち調べたり理解しようとしたりして読了までに時間がかかりました。結局自己株食いスキームってのはよくわからなかった(途中でどうでもよくなってしまった)んだけれど、外資やファンド、銀行ってそれぞれ思惑があって興味深かったね。
▼近藤 淳也「「へんな会社」のつくり方」は楽しそうに仕事している姿を見て感化されてました。仕事は楽しくやらないとな!
▼アガサ クリスティー「そして誰もいなくなった」。10人が孤島で殺害される話。ほぼ想定内でしたが、どうしても犯人の心理がわからないなー。
▼保坂 和志「羽生―「最善手」を見つけ出す思考法」。単行本で読んでいたんだが、文庫でも買っちゃった。だってまったく覚えていなかったんだもの。なので新鮮に読めた(笑)。著者は羽生の思考へきちんと近づけているなあ。棋風とかその当たりの分析も納得です。そのへんの羽生解説本が貧相に見えることよのう。
▼松山 真之助「マインドマップ読書術―自分ブランドを高め、人生の可能性を広げるノウハウ」。本書のマインドマップについての解説は本家に比べるとどうも違うらしいが、大筋がわかったのでよし。最近、自分が理解していることをアウトプットしようとテキストにガリガリかいているんだけれど、どうも違和感があったんですよ。テキストじゃなく絵や矢印なんかで書いた方が分かりやすいし、描くのもラクだと。で、そういう方法で自分のデータを外に出す手法を探していて、巡り会えたかんじ。ちょっと本家で勉強してみようっと。でも「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」薦められていたし。
▼NONA REEVES「DAYDREAM PARK」。2007年2月発売だったけれど、amazonで買ったら初回限定盤(ライブ盤付)だった。嬉しいけれど悲しいなあ。で、本作も初聴きで「おっ!?」と思うことはなかった(ある場合はかなりの良作で、1年に1度あるかないかです、私の場合)けれど、いつもの NONA 節。逆にいえば、新鮮味がなかったなあ。
先月翌月
解説
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