平成14年度及び生涯成績の感想


 平成14年度の成績、及び生涯成績が週刊将棋に発表されていたのでツラツラ眺めてみて思った感想を羅列してみる。

  1. 羽生の生涯成績805勝286敗には呆れる。同期の佐藤、森内より勝ち数が200勝も多いよ。数値で見てもやはり凄いのだなあ。
  2. 丸山棋王の対局数は、なんだかんだで羽生についで二位なんだね。どうしてこんなにも印象が薄いの?(私だけですか?)
  3. 山崎、勝率一位おめでとう。故村山が「彼はA級の器だ」と期待して厳しく指導したと聞くが、そろそろ本領発揮か。そろそろタイトルを西へ持ってきて欲しいね。
  4. っつーか、渡辺、最後の三連敗ってどういうことよ? どうも彼は詰めが甘い感じだ。期待しているだけに厳しく見てしまうなあ。
  5. 木村って生涯勝率七割越えているんだね。今期も40勝17敗で勝率0.702。対戦相手もきつくなった中でこの成績は立派でしょう。タイトル争いに加わって欲しい人ですね。対振り飛車に急戦をよく用いているのも好印象。
  6. 行方って生涯勝率高いね。ポリシーのある将棋指し故に僕は好きなのだが、昨年は印象が薄かった。今年こそは表舞台に立ってくれ。
  7. タイトルを保持していた55年組、パッとしないなあ。降級した南、ギリギリ残留の高橋、降級点を取った塚田……。もう、情熱は失せてしまったのだろうな……。
  8. 青野先生は、年間負け越しているものの、A級は保持している。55年組はせめて、青野先生のようにどれか一つでも自慢ができるような成績を残して欲しかった……。
  9. 新四段の成績、あんまりパッとしないな。三段リーグのレベルが落ちたのかもしれぬ。ダントツで抜けてくるような人間じゃないとダメなのかもな。奮起を期待。
  10. フリークラスの人間って25人もいたんだね。おめーら、順位戦がないんだから、ちゃんと営業活動しろよ。将棋で棋界に貢献できないのだから、当然だよな?
  11. 中井女流三冠大活躍も、夫の人植山はC2から降級。皮肉なものだねえ。
  12. どうして今期、清水は調子悪かったのだろうね? 何かあったのか?
  13. もう少しで名人位に手が届いたのに、残念だった碓井。歯に衣着せぬ物言いが頼もしい。行儀のよい女流ばかりじゃ面白くないからな。 NHK の聞き手にはどういう経緯でなったのかは知らないけれど、環境が変わることで新しい刺激にもなるだろう。さっさとタイトル取りなさいね。
  14. 女流の対局数の少なさ。年間7局(多田圭子三段)って何よ? どうやって飯食っているの? 「女流棋士」って本読めばわかるの?(読みたくないけど…)
  15. 伊藤果の娘、明日香の生涯勝率1割台ってどうなの? ねえ、どうなっているの? 結果がすべての世界じゃないの?

 この中でも一番印象に残ったのは、伊藤明日香二級の存在意義。正直、向いていないのでは?


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初版公開:2003年4月19日 最終更新:2003年4月29日
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