関西将棋会館ホームページ

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 このページを公開して二年が立ちました。二年前の関西将棋会館HPは以下のようにそれは酷いHPでした。しかし、現在はすっかり様変わりし、関西独自のコンテンツが充実し、積極的な情報提供はいうに及ばず、アマチュアへの配慮が感じられます。本家より遥かに価値が高いと思いますね。ですから以下の戯言は、二年前のコンテンツがすっからかんな時代だったときのものですので、その辺割り引いてお読み下さると幸いです。(04/03/27追記)


 つーわけで今年一発目は関西将棋会館HP感想文でいこうかな。そもそもこのページにたどり着いたのは神崎健二七段のホームページの(おそらく)メインコンテンツである日記帳からであった。ちなみにここの日記帳は将棋や将棋界周辺のことをまめに書き込んである棋士本人によるもので、米長永世棋聖の日記とならんで価値があると思われるのでごらんになると良いでしょう。神崎七段はあの柔和な面からはちょっと想像できない辛口コメントもあって案外楽しいよん。「■2001/12/29 (土) 1/5指し初め式LIVE中継 大反対!!!」とか「■2001/12/31 (月) 指し始め式(さしはじめしき) (>_<)」なんて、ああ、神崎さんも普通の理性を持っているのね、とホッとしたりできたりね。アマチュアに負けたのが良い発憤材料になったのか今期は調子よさそうですし。あ、トップページの「当サイトはリンクフリーですが、できる限りメールにてお知らせください。」は恥ずかしいから書き換えた方がいいですよ。「お知らせ下さい」なんて制限事項があるのはフリーとはいいませんからね。

 閑話休題。

 関西将棋会館ホームページのことを書かなくては。……はっきり言って地味なんだよ! 関西将棋会館らしさがない。特徴がないんだよなあ。日本将棋連盟のページはしっかり(?)スポンサーに配慮した棋戦結果と、細かい金を集めるためのオンラインショップに力を注いでいるわけで、そんな風な特色が見あたらないであーる。ただだらだらと考えつく限りのコーナーを配しているだけ。ページをどういったコンセプトでつくったのか、また運営していくのか、責任者は誰かなどがはっきりとしない趣味丸出しな作りに唖然としてしまう。唯一谷川九段メッセージ!つーページに「情報交換の場」というコンセプトが提示されているけれど、だったらすぐにでもそういう仕掛けをつくらんかいっ、と思うわけです。アラシが来るでしょうが掲示板は必須機能でしょうし、メールマガジンを充実させるとか、情報交換対象を棋士対棋士、棋士対アマチュア、アマチュア対アマチュア、関西対関東、日本対世界等々、範囲もたくさん考えられるでしょう。 Web デザインもはっきりいって酷い。どういった方々を対象にしているのよ? フレームをつかったりデザインをゴテゴテにしたりするその理由は? そのへんきちんと考えているのかしら。ねえ、プロを使いなよ。どうせ自前でやってんでしょ? 評判のよいデザイナー、関西にだっているでしょうよ。そんなデザインに力を入れるんだったらそのまえにコンテンツを徹底して見直し&練り直ししたほうが断然よいと思われる。

 コンテンツは日本将棋連盟にないものにしたほうが独自色がでるでしょ。関西だったら坂田三吉物語なんつーのを関西の物書きに書かせるのもおもしろいでしょ。この間つぶれた通天閣囲碁将棋センターの話もいけると思う。はっきりいえば、企画力がなく独自のおもしろさを提供できていないのだからサイトとして存在価値がないので閉鎖した方が恥をかかずに済みまっせ、つーことですわ。


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初版公開:2002年1月5日 最終更新日:2004年3月27日
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