20代棋士がファンを大事にしないとおっしゃいますが


 米長先生はHPでアマチュアの将棋大会に顔を出さない若手棋士をけしからんとおっしゃっているが、そもそも普及活動が棋士にとってボランティアという位置づけになっている連盟の仕組みがおかしいのじゃないかと。普及活動にも手当て払えと私が棋士なら思うんだが。

 つか、規約に普及を謳っていても対局=お金第一主義で動いている連盟なのだから(タイトルの席次はお金で売却したものね)お金になる研究に時間を費やす若手を説得できるとは思えない。

 無償で普及する人はえらいと思うが、だからといってそんな人達の行為にいつまで甘えているつもりなのか。無償な力に頼ってコストを下げるなんて拝金新興宗教と一緒だと思うがどうか。

 20代の人の中には、将棋で上のクラスへ行くのは研究が一番と考えている人もいます。しかし、普及活動や運営にも協力することが、トップ棋士への必要条件であることに氣付かないんですね。将棋界に問題があるとすれば「現状のままでは良くない」という危機意識を持つ若者がどれだけ増えるかでしょう
将棋の話・プロ棋士いろいろ

 普及活動も運営も「協力」といってしまうあたりに問題が顕在化しているんじゃないですかねえ。普及も運営も自分達でやり通すという気概がないのよね。つかできないんだから運営の専門家雇えよ。そして「将棋界に問題があるとすれば」とかいう冗談は面白くありません。


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初版公開:2005年3月5日 最終更新:2005年4月3日
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