将棋番組をもっと

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 知り合いにテレビ関係者がいるんですけど、その人がこんなことをいっていました。「BSデジタル放送枠ってできただろ。で、そこで放送する番組が足りなくなっているんだ。衛星放送、ケーブルテレビもメジャーになってくるだろうからよほど魅力的なソフトを提供できないと視聴率とれないんだよ。でも使える予算は半分以下。ひどいとこなんか、予算ほとんどないんだぜ。ディレクター1人分のギャラも出ないんだもの。ほんと、やる気あるのかしら」って。

 ま、しょうがないよねえ。器(デジタルテレビ)があってもそれを盛る中身(番組)が足りていない。どこかの国の公共事業のようだなあ、っていうのはおいといて。で、いくつか案を考えてくれよ、なんていわれたんで、将棋関連で何かできないかなあと考えてみました。

 ……アマチュアテレビ杯将棋大会を企画するってのはどうでしょう(ありがち)。

 NHK将棋トーナメントのアマチュア版を作ってはどうだろうか。賞金は雀の涙程度になってしまうけれど、参加者には名誉を与える方向で企画するんです。参加できただけでうれしい、みたいな。各地で行われているアマチュア将棋トーナメントは賞金で釣らないと人が集まらない、とどこかで読んだのですが、その釣り餌ををテレビで全国に勇姿を流すことができる、ということにすればいいんじゃないかな。タイトル戦並に、これまた素人が解説したりなんかして。まずは予選の将棋から放送すれば、半年に一度タイトル戦を行うことができそうです。ネットと連動すれば地域の離れた人たちとの対戦も実現できそう。タイトル戦なんかは各地の有名な将棋道場なんかで行うのもオツですね。そうすれば道場のCMにもなるしお互い都合がいい。放送時間は3〜4時間ぐらいがちょうどいいね。あ、画面を4分割して同時に4つの将棋とか見物できるとおもしろいなあ。もう少し具体的に内容を詰めればおもしろいと思うんですけどね。どうでしょうか、お客さん。あ、視聴率は期待しないでね。


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初版公開:2001年03月24日 最終更新2001年03月31日
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