ホーム > 用語集
「Web投げ銭」という言葉が本来の意味で使われることがなくて残念に思っています(Web投げ銭はマイクロペイメントではありません)。本稿ではその意味を明確に定義することで誤った理解を払拭し、「eBANKでおひねり」やその他のWeb投げ銭活動が正しく評価されることを目的としています。
・ネット上で行なう投げ銭である。
・金銭のやり取りは電子決済で行なう。
(ATMへ出かけて振り込むのは”Web”投げ銭とはいえない、とここでは定義する)
・投げ銭は拍手を金銭にて置き換えたものである。
・拍手は芸、創作物を楽しんだ観客の賛辞である。
・拍手される側は拍手を要求することはできない。
・拍手する側の権利は、拍手をするかしないかのどちらかだけである。
・拍手を行なったら引っ込めることはできない。
・拍手の回数は個人の自由である。お好きなだけどうぞ。
・祝儀、心づけともいう。
投げ銭とは上記のことをいい、マイクロペイメント(小額商取引)とははっきりと異なるものである。
・Web投げ銭を実現するための電子決済の仕組み、またはそれを利用した取り組みの総称のこと。
電子決済の仕組み例をあげれば、
・eBANKのメールシステム(メルマネも含む)
・amazonの1-Click
・@pay
などです。これらは企業のように経済的体力のある組織が身銭を切って構築したシロモノで、もともとは「Web投げ銭」とは別の目的で作られました。eBANKのメールシステムは、ネットオークションの決済を簡便にするために構築されたものですし、amazonの1-Clickはネットショッピングの手続きを簡略化するために生まれたものです。
これらの仕組みを使った取り組み例として、
・eBANKでおひねり
・Amazon Honor System
・ネットマイル投げ銭
などが上げられます。