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2002年11月のオススメ キリンジ「Omnibus」 2002年11月のオススメ キリンジ「鋼鉄(ハガネ)の馬」

更新来歴と近況(2002年11月)

02.11.30

▼いろいろあって疲れた。ふぅ。師走に向けてメルマガのストックを用意しておかないとねえ。明日頑張るかな。

02.11.29

▼萩尾望都「11人いる!―SFロマン傑作選」読了。食わず嫌いはよくないですよやっぱ。ホントに傑作だわこれは。こんなにレベルの高い少女漫画(の枠を越えた作品)は少ないのでしようねえ。

02.11.28

▼更新来歴を日記代わりにするのは格好悪いことに気づき暫く放置しておりました。サイトを更新して始めてここも更新するのが筋というものですな。

▼でも読書の記録は残しておきたいので書き散らす。

▼藤井猛「藤井システム」毎日コミュニケーションズ読了。左美濃を将棋界から葬り去った記念碑的定跡書。四間飛車対左美濃に絞り、かつ後手番四間飛車について言及しており将棋戦法大辞典(仮)にいづれ登録すべき名著だということは疑う余地がない。テーマを絞ったことにより、変化も多数解説してあるし、ときおり出てくる変化チャートも局面を理解する上で有用だ。絶版になった単行本にはさらに詳しいチャートが付属していたそうで、それだけならサイトにでもアップしてくれればよいのにと思ってしまった。それにしてもここまで手の内を公開し、さらにはここまでの完成度を持った定跡書を書いた藤井に改めて拍手を送りたいと思う。

▼小松左京「読む楽しみ 語る楽しみ」集英社文庫読了。本書は小松左京が各ジャンルの作家に贈った解説をより抜いて一冊にした本。各作品の文学史における位置付けを示して見せ、さらに今後の展望を語っている。これこそ本当の意味での「解説」だろう。これは様々なジャンルの歴史、日本史に及ばず、日本世界の文学史や科学史を自分のものにしていた彼独特のスタイルからくるのだろう。ああ、このような博覧強記に強く憧れることよ。近いレベルだと荒俣宏ぐらいしか思い浮かばない。

▼鴻上尚史が以前、「笑い」の構造についての考察を書いたことがあって。彼がいうのは認識枠「シェーマ」のづれが原因だとかいってたっけ(超うろ覚え)。この考え方は世界初かも、って控えめに自慢していましたが、すでに小松左京が本書で語っておりました。これは書いておかなくちゃね。

▼彼の解説した萩尾望都の「11人いる!」が何故か家にあるのでパラパラ捲ってみると、解説小松左京とあった。うーん、どこかでなにかがリンクしている。

02.11.24

▼将棋倶楽部24流浪記。●○。裏 ID 戦記。第一局:後手矢倉対矢倉早指し。あっさり△7五歩の交換を許したのがまずく、さらに自陣の構えも酷かったので一気に潰された。指し慣れていないとこれだもの……。第二局:先手相懸かり早指し。暴れ回った結果、横歩取りで飛車金交換後、相手の打ち込んだ角を捕獲するために自陣に金を投入するという展開。駒得だが竜を作られていい勝負だった。お互いミス(ワシなんてクリックミスだよ)がでて最後は一方的に。あと R を 100 上げないと。R1749↑

▼今日は映画を見に行く予定だったが、外は寒いし体はだるいしで自愛することに。ひたすらタクティクス・オウガで遊ぶ。現在第三章。

02.11.23

▼将棋倶楽部24流浪記。●○。裏 ID 戦記。早指しなのにいい将棋を指せてる。第一局:先手矢倉穴熊対銀冠早指し。序盤のヘンテコな立ち上がりから大作戦勝ち。終盤、穴熊の粘りに手を焼き結局入玉を許して投了。局後の検討の結果、自分の終盤力のなさにため息。第二局:後手石田流対銀冠早指し。銀冠で玉頭を圧迫したのが終盤に利いて寄り切り。

02.11.22

▼藤井猛「藤井システム」、毎日コミュニケーションズ「雁木伝説」、勝浦修「終盤力養成講座〈1〉終盤の手筋」購入。前二冊は噂の MYCOM 将棋文庫。文字が小さいためかどうも読みづらい気がする。まだ最初の方しか読んでいないが、「藤井システム」はきちんと研究書として書かれており棋書としては将棋戦法大辞典(仮)に収録決定。左美濃衰退がよくわかるよ。あと大収穫だったのは「終盤力養成講座」。初心者向けで克つ、コンパクトに終盤手筋がまとめられていて超便利。「寄せの手筋168」をいきなり読むよりは本書を繰り返し100回読めば終盤競り負けることは少なくなると思う。手に入れることができる終盤最優良書だと推薦できる。

▼将棋倶楽部24流浪記。○○。裏 ID の R を元に戻すまでそちらで戦うことにする。第一局:先手振り四間穴熊対居飛穴早指し。振り穴には居飛穴で対抗するのが楽でいいやな。第二局:後手ごきげん中飛車風対居飛車早指し。ごきげん中飛車を指すくせに対抗策はほとんど知らないので、とりあえず角交換して位取りに構えてみる。先手は風車っぽく組んできたが、陣の薄さが響いてこちらのパンチがガンガン入ってしまった。いやあ、快調。

02.11.21

▼森岡浩之「夢の樹が接げたなら」読了。小松左京と比べちゃいかんな、やっぱ。

▼将棋倶楽部24流浪記。裏 ID でえらいことに……。とりあえず R は 100 下がりました……。

02.11.20

▼小松左京「虚無回廊〈1〉」読了。凄いなあ、小松左京。続きを古本屋で探さにゃ。

▼将棋倶楽部24流浪記。●○。第一局目は矢倉。後手の飛車先歩突き+早囲いに対して雀刺しを狙ったのが疑問か? じっくりと森下システムっぽくがっちり組み合ってから戦うべきだったのだろう。大技を喰らって全然ダメ。第二局は対8五飛。▲9六角から相手玉のコビンを執拗に攻めたのが勝因。こんなに胸の空く攻めは久しぶり。R1764↑

▼キリンジ「Omnibus」入手。相変わらず耳心地のよいサウンドにうっとり。至福至福。

02.11.19

▼とりあえず形になったので、メインサイトの引越を宣言。すべての見直しはやっぱり無理でした。リンクがおかしな所を sed かなんかで一括置換とかそんなのやっておしまい。ずーっと中途半端だった手持ちのデータもこれでだいぶすっきりしたかな。

▼将棋倶楽部24流浪記。●○●●●●○。収穫は第二局の角換わり腰掛け銀で快勝したことぐらいか。また荒れてきました。R1759↓

02.11.18

▼将棋倶楽部24流浪記。●○。第一局は角換わり力戦矢倉後手。馬を作らせている間に攻めきるつもりだったが、読み抜けが出て切らされてしまった。決めるところをもっと丁寧に読まないとダメだねえ。しかしかなり相懸かり系の感覚は掴めてきた感じがする。第二局は変則矢倉後手早指し。5筋を取られる矢倉で大作戦負け。玉を固めて暴れ回っているうちにいい勝負になってきて、大変興奮してしまった。手数も160手を超えるという、妙に中盤の長い将棋だった。愉しかったなあ。R1806↑

▼有段者の将棋を観戦するのはすこぶる愉しいね。指し手を追うのも愉しいし、解説チャットを眺めるのも心が和む。そういえば今日、 nanakonadeshiko さんが 4946toyo さんや saizoh さんと感想戦をやっているところに遭遇。ああ、対局見たかったなあ。

▼「「鬼平犯科帳」お愉しみ読本」読了。うう、老後の愉しみにとってあるシリーズなのだが、手がでてしまうー。

02.11.17

▼将棋倶楽部24流浪記。久しぶりに対局。○。後手四間振り穴対居飛穴。振り穴に急戦はどうも分が悪いので、久々に居飛穴。急戦に比べてすんごい楽な展開になるね。圧勝でございました。これを堕落と呼ぶのだろうか(笑)。R1803↑

ダンディ坂野の CM に出てますね。いいなあ、彼。僕より二歳年上かあ。

02.11.16

▼自戦記職人東西戦のネタ浮かばずとりあえず風呂に入る。で、温まったところ急に立ち上がったものから久しぶりの貧血で倒れる。風呂場のドアから全裸で全身を押さえつけられるような鈍い苦しみに苛まれておりましたよ。寒いとかいっている場合じゃないぐらい苦しいものですよ。もともと心臓が悪いことを忘れておりました。いやー危なかった。

▼自戦記職人東西戦を見に行く。後手番のイヌピさんが初手△5二飛。なんてハンサムなのだろう。

▼なんだかんだいいながらすっかりタクティクス・オウガ三昧。

02.11.15

▼ここのところ家にいるとき少しでも時間があると、山田道美「現代将棋の急所」を斜め読むようになった。戯言を読み返しているうちにまた読まなきゃと思ったわけだけど、背筋がピンと伸びるような効果があるな。彼の理想高き精神に触れると、おざなりな将棋を指しちゃいけない、って思う。

▼自戦記職人東西戦のネタ浮かばず。うーんうーん。

▼将棋倶楽部24流浪記。高段者の将棋を観戦。寄せを鍛えるには格好なんだけど、全然当たらないや。

02.11.14

▼今朝は冷えましたね。家から見える富士山が鮮明に見えたのは、空気が冷えて空が澄んでいたからなのでしょう。すっかり真っ白さ。

タクティクス・オウガ入手。以前遊んでいたスーパーファミコン版に比べてデータ読み込み時の待ち時間が頻繁に発生するのでストレスが溜まる。 RAM は偉大だったんだなあ。

▼将棋倶楽部24流浪記は当分お休み。将棋を指す心の余裕がないのと、サイト移転の作業が残っているのであります。さっき戯言二本を見直し手直ししたが、先はまだ遠い。残り80戯言。

02.11.13

▼田中啓文「銀河帝国の弘法も筆の誤り」読了。こういう脱線 SF というものがあるのですね。僕の口には合いませんでしたが。

▼将棋倶楽部24流浪記。負けが込むときは大体仕事が忙しくていらいらしたとき。ええ、わかっているんです、原因は。R1733↓

02.11.12

▼メールの返事書きとオークションの振込処理。ああ、サイト移転が作業が進まない。

▼忘年会、送別会の手配をそろそろ始めている模様。師走向けてだんだんとお祭り気分が湧いてくるね。

▼将棋倶楽部24流浪記。●○○●○。直感を頼りに、しかし急所(だと自分が思ったところですけど)はじっくりと腰を落として読むように心がけた。第一局。先手矢倉対早囲い? 切り返しの手が上手いと思って指したら、指しすぎだった。大局観が悪かったのでこれはしょうがない。第二局。先手相横歩取り△6四歩型。この形は初体験。お互い受けをギリギリまで省略して相手陣に迫る面白い将棋。詰めろの連続コンボに気づかなかったため、終盤はあっさりめに。第三局。8五飛戦法。だったのだが、序盤から先手が暴れてきたため、その形には成らず。横歩取り特有のハメ手がきまり、一時期角得になるが、玉形が悪いので一発をもらいそうな感じであった。15分だったので大事に至らず。第四局。先手角換わり腰掛け銀早指し。……攻め急ぎで負け。ちきしょうー、時間がー、時間が足りないんだよぉー。避けるのは悔しいしなあ。第五局。対3三桂戦法?早指し。作戦勝ちできたものの、すっきり勝つことあたわず。終盤白熱して面白かった。R1791↑

02.11.11

▼山形浩生「新教養としてのパソコン入門」読了。コンピューターを再認識するのに丁度よかった。巻末の著作権の話しは原則から記載してあってなるほどぉと感嘆したよ。権利ばっかり主張するのもよくないこと、なんだよなあ。

▼G・K・チェスタトン「ブラウン神父の童心」読了。いやあ、どうして今までツン読にしておいたんだろうなあ。短編推理小説の中でも特に人気があるのも頷ける面白さ。樹の葉を隠すなら森の中、という台詞で有名な「折れた剣」も収録されています。これはあたりだ。最近、電車通勤なので読書が進む進む。

▼将棋倶楽部24流浪記。●○●○○。今思い返すと全局後手番だったな。第一局は相横歩取り▲7七歩!型を相手に53手で破れる。どうも角交換後の▲5五角に対して△8二歩が良くなく、▲8三歩と合わされて角を切られ、こちらだけ終盤モードになってしまった。△8二角と合わせて、▲7七銀型のように△2八歩と勝負するべきみたい。第二局中飛車対居飛車穴熊。後手番なので急戦は行きづらく、なんとなく穴熊に。指し慣れていないため相当隙があったと思うが、角金交換の駒損をしながら竜を作ったのが功を奏して、べちゃっと潰すような将棋になった。普通の中飛車に対する対策も課題だな。第三局は石田流。こちらから角交換したので手損したのはよくなかった。これからはそういう細かいところも注意して指さないとねえ。今だに決定版の対策方法がわからず作戦負けに。こいつも課題だ。作戦負けになったがかなり粘れたので、そういった点では自分的によくやった。第四局は腰掛け銀対棒銀早指し。双方飛車側の歩の位取り。先手はどうも横歩取らせガ好きなようなので挑発に乗らないでいたら、角交換をして一目散に棒銀で攻めてきた。こちらは勉強したての対策で右桂を使う反撃が利いた模様。両者受けなければならいところで手抜きしまくっていたので、時間がある将棋だと違った展開になっただろうなあ。のるかそるかの大変疲れる将棋でした。第五局は8五飛戦法。相横歩取りの勝率が悪いので、とりあえず採用。そしたら大作戦勝ちに。珍しくて半信半疑。決め手がなかなか浮かばず苦労したが、そのあとはあっさりと勝利をものにできた。R1765↑

02.11.10

▼本日は誕生日。今年で29歳。よくもここまで生きてこれたものだ。

▼というわけで、お祝いとして日本橋の有名洋食屋である、たいめんけんにいって伊丹十三風オムレツとポークカツレツを食す。オムレツは普通にうまかったが、ポークカツレツは絶品でございました。また前菜として50円で食べられるコールスローとボルシチも値段の割に愉しめた。そのあと銀座を散歩して、木村屋のアンバターパンを購入。そのままぷらぷら国会議事堂まで再び散歩。途中猿回しが行われていて、演技終了後におひねりを回収していたが、只見で帰っていく客の多いこと多いこと。現実でもこんな風なのだから、Web投げ銭の普及率もむべなるかな、と思ったりした。そうそう、歌舞伎座に行って立ち見席でちらりと歌舞伎も見てきました。演者がヘタなのか、さっぱり内容が理解できずさっさと出てしまった。外人が多かったなあ。

▼将棋倶楽部24流浪記。自戦記王決定戦のプレッシャーに解放されたためか、どうも気の抜けた将棋を指してしまった。ええい、忌々しい。今まで積み上げた R が一瞬にして水泡の泡に消える……。某サイト管理者をからかう権利もこれにて消滅。また一からやり直しだな……。横歩取りでニ敗したのが痛かった……。●●●○。R1732↓

02.11.09

▼将棋倶楽部24流浪記。自戦記王決定戦当日も中飛車のレッスン。んが、負けまくり。やけになって通常 ID でも対局してみたがこっちも惨敗。あふん、感情をコントロールできない……。先手なのに右玉に組んでくる人や、陽動振り飛車相手だったために余計になあ……。それにしても負けすぎ。R1764↓↓

▼うちの Mac はメモリを 256M も積んでいるのだが、ブラウザを Netscape7.0 に変えてからメモリ不足でソフトが立ち上がらないことが多くなった。 4.7 は軽くて使い勝手がよいのだが、まともに表示できるサイトが少なくなっているので今更戻る気にはなれないしなあ。 Mac 版 Opera は日本語表示にまだまだ問題があるし、icab だってまだまだ表示能力は低い。 i.e は今のところ将棋倶楽部24の対局にのみ特化して使用しているが、というか、 i.e 以外だと文字化けしたり java アプレット自体が起動しなかったりするんだよなあ。あとブラウジングすると割と落ちるので、 Web 閲覧には向いていない感じなのだよ。メモリでも追加するかなあ。

▼自戦記王決定戦東西戦第一局。志士さんと。なんとか勝利。慎重に慎重を重ねたため、中盤の長い将棋になってしまう。ギャラリーがいるとどうもいつも勝手が違ってしまうね。対局後のチャットも愉しくできました。見に来てくれた皆さん、ありがとうございました。

02.11.08

▼昨日届いたキリンジのシングル「鋼鉄(ハガネ)の馬」を堪能。のーんびりした気分になるミディアムテンポの曲。もっと刺激のある曲が聴きたかったけれども。あともう一曲ぐらい付けてくらないかな。リミックスを二つ付けてもらってもあんましうれしくない。

▼残りのメルマガをほぼ書き上げる。明日ちょっと見直せばよい。いやー、今週は頑張った。

▼将棋倶楽部24流浪記。裏 ID での中飛車特訓のさらなる続き。早指しで五勝五敗。自信を付けるため指しているのに、指すたびにどんどん自信がなくなっていく。作戦勝ちが思ったよりできていない、というのが原因か。

02.11.07

▼森毅「生きていくのはアンタ自身よ」読了。人生を愉しく生きている先人の本。年に一回読み直せば、心のとげとげしい部分を和らげることができる。この人の本は専門の数学や、数学史(これは僕大好き)以外の本であれば、大体が人生訓なのでどれを読んだって同じ効果があります。まあ、ぼちぼちやれや、ということを手を変え品を変えて伝えようとしているんだろうね。

▼昨日メルマガを一つかき上げる。当日に書くより心持ち余裕があるので、何度も推敲できる。これが以外とよい具合だ。書いては直し書いては直しを繰り返すと、アイディアがわき出てくるみたい。

▼将棋倶楽部24流浪記。裏 ID での中飛車特訓の続き。早指しで二勝三敗。細い攻めを繋げる感覚は腰掛け銀に通ずるのだろうが、効果が全く出ない。まあ形が違うから攻め筋も異なるし、当然といえば当然か。

▼竜王戦指し直し第一局。羽生勝ち。ほらあ、作務衣を着なかったから勝てなかったんだよ。忠告通りにしないと四連敗するってば。

02.11.06

▼星新一「宇宙のあいさつ」読了。うーん、この間の小松左京より落ちるなあ。あっさり風味だし、オチも古くさい、ってこれはしょうがないか。1973年の作品だから、丁度僕が生まれた年に出版された本なのである。同い年か。んで、この本、古書店で手に入れたんだけど、最終ページに持ち主だった人のサインが入っていて微笑ましい。

▼携帯電話って、現代の懐中時計なのかな。折り畳み式のパカパカする感じとか。

▼将棋倶楽部24流浪記。裏 ID での中飛車特訓。早指しで一勝一敗。必勝な将棋を落とし、そこそこの将棋を勝つ。うーん、中途半端。

02.11.05

▼連休疲れで本日は重役出勤。マウンテンバイクパンクがパンクしたので電車、バスで会社に行く。

▼飼い猫、購入してきたホットカーペットに全く近寄らず。なんだよおいっ。

▼将棋倶楽部24流浪記。○対後手棒銀。なぜ本を買ったとたん、腰掛け銀系の将棋になるのか。自玉も囲わず一直線に棒銀で攻めてきた。前回痛い目を見ているので、積極的に端攻めを逆用してみたのがよかったらしく駒得の分かれとなったが、やはりというか暴れてくるところをしっかり面倒みようとして、見損なって形勢が急接近。その直後相手の一見うまそうな攻防の角がこちらの攻撃目標となってしまい大勢を決した。R1844↑。裏 ID での中飛車特訓、本日は珍しく大優勢なまま終盤を迎えたが、徹底抗戦にあい攻め損ない敗勢。んが、形勢が開きすぎていたのか逆転にはいたらず。ふぅ。

02.11.04

▼飼い猫用のホットカーペットを買いにお出かけ。彼女は今年で15歳、人間でいうと80歳というおばあちゃんなんだけど、ぜーんぜん衰える気配なし、毛並みツヤツヤで今だに全速力で部屋を駆け回るという、年齢を無視して生きている猫です。流石に若い猫とのなわばり争いでは負けて帰ってくるようですけれども。同居人の連れ子で、ワシとの共同生活も六年、ずーっと健康で長生きして欲しい。

▼帰りに山形浩生「新教養としてのパソコン入門」「図解「儲け」のカラクリ」「図解 業界地図が一目でわかる本」を購入。山形氏の本は、彼の人柄に触れるために購入。突き放しているようでそのじつ、細やかに気を配っているんだよね。冗長になりがちな文体も、照れ隠しであろうことは間違いないと思う。あとの二冊は、基本情報をまとめておさらいするため。知らないことを吸収するのは純粋に愉しい。

▼将棋倶楽部24流浪記。裏 ID にて中飛車の乱取り早指し。自戦記王に向けての特訓だけど、二段相手にインチキ中飛車ではツライ感じ。ま、早指しなんでハマルと一気に持っていける破壊力はある。ただ玉が薄いので、殴り合いになるとどうしても負けやすいのは否めない。五勝五敗。

02.11.03

▼将棋戯言の手入れ。精神衛生上、一日二編が精一杯。どうしてこんなに誤字脱字ってあるのだろう。

▼あまりに先手腰掛け銀で負けるので、谷川先生の「谷川の21世紀定跡〈1〉角換わり編」を購入。猛勉強して角換わりに誘導してきた後手をきっちり負かせるようになりたい。指していて思うのだが、後手からの反撃が強烈だし、攻めは細いし、アマチュアにはかなりキビシー戦型なのだろう。後手もそれをわかってて誘導してくるんだから悔しいったらない。

▼将棋倶楽部24流浪記。●先手角換わり腰掛け銀。本購入した早々遭遇してしまった。何たる神のいたづらであろう(おおげさ)。まだページも繰っていない段階なのでうろ覚えで仕掛けるものの、余されてしまう。大駒二枚をぶった切ってギリギリまで迫るが、最後は綺麗に討ち取られた。受けに回るタイミングが悪かったようです。しかし前回に比べればかなり食い付いた感触あり。●対8五飛早指し。序盤で▲2三歩〜▲6六角を狙い、上手くいったと思ったら手順前後をしてしまいあっさり土俵を割ってしまった。▲3三飛成の前に▲6六角なら△8八飛切りはなかったのにぃー。本手順では先に飛車を渡しちゃっているので反撃が鬼のように厳しかった。○左美濃対陽動振り飛車。またしても陽動振り飛車(怒)。急戦を封じられしかたなく左美濃に。相手は石田流に組んできた。早めに飛車先を交換してきたので、銀を盛り上がり逆襲。それに乗じて後手は飛車金交換の駒損ながら、交換した角で馬を作り浮き駒の多い我が陣で暴れてくる展開。切らす方針でいったのがよかったようだけれど、こういった将棋は疲れる。負けたら大いに尾を引くし。勝ててなによりだった。R1822↓

02.11.02

▼さっき気づいたんだけど、3連休なんだな。ちぇっ、計画立てればよかった。

▼PEPSI のボトルキャップにガンダムが登場しているじゃないか! というわけでシャアザクとドム欲しさに購入。出てきたのはジムだった……。

自戦記職人組合東西戦の打ち合わせチャット後、記念対局ということできよきよ組長と早指しで対局。組長のポカで勝ちを拾わせて頂きました。中飛車最高。

02.11.01

▼小松左京「神への長い道」読了。最後まで読んで気づいた。全部読んだことある、ということに。だけど全然後悔はしていないよ。面白かったモン、やっぱし。

▼明日は自戦記職人組合東西戦の打ち合わせチャットが明日の22時より将棋倶楽部24大阪道場にて行われる。すんげえ忘れそうなのでここに書いておく。4人対3人の変則マッチで、3人側は手数が一番少なかった人がもう一人指すということなった。つまり早めに勝つか負けるかした人が対象となるわけで……。僕は3人側(西軍)。やるからには自分も勝ちたいし、チームも勝ち越したい。誰がどんな順番に出るかで大いに展開が変わってきそうなので念入りに打ち合わせしなきゃね。

▼将棋倶楽部24流浪記。○対8五飛。相手のポカで局面を優勢にできた。わずか35手での勝利! 手拍子に飛車の引き場所を決めたのがよくなかったみたい。チャンスをきちんとモノにできたし、そのあとの指し手もしっかり読みを入れた上で着手できたので、短手数の割にへんな充実感がある。R1831↑


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