プロがアマに負けるとなると

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 昔の資料を読んでいると、プロとアマで一番差があるゲームは将棋である、なーんてことがよく書かれたいたものだ。曰く、そこには見えない技量の差がある、曰く、奨励会という天才集団から抜け出てきたのだから鍛えが違う、とかね。

 で、いまはコロコロ負ける。大内九段が負けたり、天才(?)渡辺四段が千日手で逃げたり、神崎七段が負けたり。神崎七段は2001/06/27の日記帳で「破門か」とか、「いままで何本の指に入るぐらい悪い将棋だった」なんてまるで他人事のように書いているけれど、どんなに言い訳したってのがれることはできないと思うよ。

 週一回、将棋指してるだけで一般人より高額の給料もらっているにもかかわらず、普段別の仕事をしている、一般のアマに負ける。プロとして恥なんだってば。トーナメントだから出会い頭にやられる、ってのも言い訳にならんよ。そんなこたあ、百も承知じゃないか。プロは勝って当たり前っていう周囲からのプレッシャーがあるんだよ、ってアホか? 勝って当たり前なのだよ。 それで飯喰ってんでしょ? プレッシャーなんて四段昇段がかかった一番に比べれば屁みたいなモンじゃないの? っていうかプロとしてのプライドはないのか?

 朝日オープン選手権一回戦ではアマチュア二名が勝ち上がったが、プロ側は新鋭が相手になっての成績である。中堅棋士だと、一体どれぐらいの勝数になるのか。全敗だっておかしくないよなあ、もちろんプロ側が。

 アマチュアが急速に力をつけてきているのは周知の事実、しかし、それが現実だからといって本当に負けてどうするよ。そのくせ、おもしろくもないコピー将棋ばかり指しているのだぜ。そんな奴あ、さっさと棋士なんてやめちまって、どこへでもいきやがれってんだ。すでにプロ棋士の存在意義について見直す時期が来ているんじゃないですかねえ。


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初版公開:2001年07月07日 最終更新日:2001年07月14日
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