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「週刊ゲーマニ」とは

時代に逆行するマニアックなメルマガですよ。

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メールマガジン名:

週刊ゲーマニ

発行周期:

基本的に週一回、一冊のペースで紹介していきます。

創刊予定:

2001/06/02 創刊済。

内容:

「週刊ゲーマニ」は、過去(1985年〜1990年ぐらい)に一大ブームを巻き起こした【ゲームブック】を紹介するメールマガジンです。

購読料:

無料です。

バックナンバー:

まぐまぐバックナンバーにあります。

サンプル:

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  「週刊ゲーマニ」200号        >> http://doublecrown.under.jp/gamebook/

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【目次】
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 ・最近のニュース
 ・今週の一冊
 ・今週の「復刊ドットコム」ウオッチ
 ・ADVENTURER'S INN 「ゲーマニ亭」(購読者投稿コーナー)
 ・編集後記

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【最近のニュース】
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☆ゲーマニ200号。購読ありがとう、みんな。おめでとう、自分。

まぐまぐ260名、めろんぱん36名、計296名の読者の皆様へ。

というわけで本メルマガを持ちまして通算200号配信を達成致しました。
思えばあっというまでしたねぇ。創刊したのが2001/06/02ですから約4年になります
か。意外と時間が経っているんですね。

前にも書いたとは思いますが、創刊当時はゲームブックが復刊するなんて思いもせず
、ただ趣味で集めたゲームブックを整理するためにHPを作りをしていました。ただそ
れだといづれ飽きて更新しなくなる恐れがあります。折角だから、整理した情報、つ
まり【今週の一冊】をメルマガで発行してしまえば更新を忘れることはないだろう、
という自分の備忘録的な理由からスタートしたわけなんです。

それがそれが。ゲームブック復刊、フーゴ・ハル降臨、ゲームブックリプレイブログ
の流行、ネット上のゲームブック愛好家の方との熱い(笑)交流など、メルマガを通
して嬉しい、楽しい出来事に遭遇することができました。それだけでもメルマガを発
行したかいがあったというものです。いや、ほんと、ラッキーでした。

今後もマイペースでメルマガを発行し続けていきます。タイムリーな情報はたいして
だせませんが(汗)、末永くまったりとお付き合い下さいますよ、よろしくお願いし
ます。

--

リプレイ投稿して下さっている惣一郎さんのメールを紹介させて下さい。
うれしかったのでそのまま転載っ(惣一朗さんゴメン)。

>
>ダブルクラウン様

>「ゲーマニ」200号おめでとうございます! \(^o^)/
>使い慣れぬ顔文字を使ってしまいました。
>200号というと約4年。
>仕事のかたわら情報を発信し続ける、それを長く続けるのだからすごいです。
>サイトをさっぱり更新しない自分が情けない。

>ともかくドラクエ2の第4話を送ります。
>これからも何とぞよしなに。

>惣一郎
>

号泣(笑)。いやほんと有難いです、ほんと。また頑張りますよ。


☆ゲーマニ200号記念プレゼントについて

あのー、非常に、あの、いいにくいんですけど、プレゼント用ダブり作品を見繕って
みたんですが、これ、プレゼントになっているかどうか、非常に不安です(笑)。例
えばシリーズ物とかだとまとめてプレゼントしたいのですが、全部欠けてます。です
ので、うーん。

ま、とりあえず作品名と状態を明記しますので、欲しいと思った方は今月末までに、
メール下さい。ぶつかるようでしたら抽選にしますし、ぶつからなければそのまま発
送しますよ。全部と書いて貰っても結構です。

というわけでプレゼントのラインナップ発表。

1.「魔法使いの丘」ソーサリー1巻、シート無し、普通の古本
2.「城塞都市カーレ」ソーサリー2巻、シート無し、普通の古本
3.「王たちの冠」ソーサリー4巻、シート無し、普通の古本
4.「魔宮の勇者たち」シート無し、普通の古本
5.「魔界の滅亡」シート無し、色ヤケ
6.「アルテウスの復讐」シートあり、美本 ← 銀斎さんレポート作品

■応募要綱
メールのsubject(題名)を「ゲームブックプレゼント希望」とする
・送り先のメールアドレスはdoublecrown.under@gmail.comとする
・以下の項目にもれなく記入する
 ・欲しいゲームブック名(全部でも可)
 ・氏名(ペンネームでお願いします)
 ・年齢
 ・職業
 ・ゲームブックファン歴
 ・週刊ゲーマニorゲーマニへの提言or苦言を書いて下さい。

締切
・2005年7月31日(日)

当選発表
・2005年8月6日(土)発行予定の「週刊ゲーマニ」にて


☆ゲームブック版「ドルアーガの塔」の紹介

かのゲイムマンさんのコラム「ゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ!」裏技+フ
ァンタジー「ドルアーガの塔」」にゲームブック版「ドルアーガの塔」がちょっとだ
け紹介されています。2ページ目の最後ですね。

ゲームブックに詳しい人ならゲイムマンさんを御存知でしょう。
あいかわらずマスクがずれてますよ、師匠!


ゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ!」裏技+ファンタジー「ドルアーガの塔」
http://www.itmedia.co.jp/games/articles/0507/12/news046.html
ゲイムマンのtv-game.com
http://www.tv-game.com/
『ゲイムマンの―すばらしきゲームたち(1)』
http://doublecrown.under.jp/anzu/r.cgi?gameman


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☆オンラインゲッツ情報

現実書店が身近にない方あなたに。


創土社版『諸王の冠』(ソーサリー4巻)
http://doublecrown.under.jp/anzu/a.cgi?4789301338

扶桑社版『バルサスの要塞』(amazon)
http://doublecrown.under.jp/anzu/a.cgi?4594049524

RPGamer10号特集は「D&Dとd20の世界」
http://doublecrown.under.jp/anzu/r.cgi?RPGamer10

ゲームブック買えます
http://doublecrown.under.jp/gamebook/faq/faq08.html


☆HUGO HALLの職探し

はみだしゲームなどのゲームブックの連載、ゲームブックがらみのパズル、ゲーム、
挿絵など、よろずお引き受けいたしまーす。まずはご相談ください。

最近では肖像画(但しゾンビ風にアレンジされてしまいます)も受付中。

HUGO HALL
hhall@mx16.freecom.ne.jp


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【今週の一冊】
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「不思議なジュリエット 純愛 DOKI DOKI ストーリー」

 私、風間唯。いま私たちの学校では、学園祭の準備で大いそがし。私のクラス6年
C組では、お芝居をすることになったのです。タイトルは、あの“ロミオとジュリエ
ット”!ところが、ロミオ役にはクラスの人気者、御子柴クンに決まったものの、ジ
ュリエット役がもめてるの。美人で演劇部の部長をしている麗華が最有力候補なんだ
けど、「つまんない」っていう意見が出て、大波乱。できることなら、私がジュリエ
ットをやりたい! だって、御子柴クンは私のあこがれの人なんだもん。でも……。
そんな時なの。私のみになにか(なにか、に点)が起こったのは。体が、白い煙につ
つまれて──。(背表紙より)

勝沼紳一 小原大 萩原律子/企画・構成
RECCA社/制作
勝沼紳一/文
双葉社
ペパーミントゲームブック
定価430円(本体417円)
文庫
れ01-29
ISBN4-575-76116-8 C0193
第1刷発行 1989年8月12日
パラグラフ数 300
イラスト たいき・よう
カバーイラスト 古田久恵
カバーデザイン ハーブスタジオ
カバーフォーマット スタジオ・ギブ

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【今週の「復刊ドットコム」ウオッチ】
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復刊ドットコム『ゲームブック』 特集ページ
http://www.fukkan.com/group/?no=210

■100票未満

1位 魔城の迷宮                       投票数74票−
   http://www.fukkan.com/vote.php3?no=5772
2位 ローンウルフ                      投票数68票+
   http://www.fukkan.com/vote.php3?no=1256
3位 ファミコン探偵倶楽部1,2               投票数66票−
   http://www.fukkan.com/vote.php3?no=1808
                            (2005/07/16現在)

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【ADVENTURER'S INN 「ゲーマニ亭」】
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◇今週の「ゲーマニ亭」訪問者数(投稿数):2

自分の冒険を語るのは決して恥ずかしい事じゃない、むしろ誇れることなんだ、と啓
蒙を続けるゲーマニ亭亭主。さあみんなも自分の冒険譚を作ろうじゃないかっ!

というわけで銀斎さん、惣一郎さんの冒険譚をどうぞ。


○アルテウスの偉大なる冒険談 第12話

<注:これはアルテウスの復讐のプレイレポートじゃ。ネタバレもあるから承知の上
で読んでくれ>

 翌朝、クロミオンの町を旅立つと町外れに道しるべがあった。ここからはパガイの
町行きの山道とメガラの町へ行く海沿いの道へと分かれているようだ。パガイはネズ
ミの大群に襲われたという嫌な記憶があるので、メガラの町へ進路をとり、昼頃には
メガラの市場にたどり着く。

 市場は無数の屋台が並び人ゴミで賑わっていた。ギリシャ全体から荷物が届いてい
るようだ。物珍しい品々もあって、しばらくぶらぶら屋台を見物してまわっていた。
途中で屋台から食い物をすくねようとする小悪党どもに遭遇したので、尻を蹴り上げ
て警備員に引き渡してやる。(名誉点を2得る)屋台の主人はキュロンと名乗りさか
んにお礼をいう。

「この世に正義がまだ失われていないことを知って私は嬉しいです。感謝の印にこの
盾を受け取ってください。私にはもう不要のものですし、あなたならこの盾の名誉を
傷つけるようなことはなさらないでしょうから」

 キュロンの盾は大きく少々使いづらいが(攻撃点−1)身を守るには最適な防具だ
。(防御点3)

 それ以降はなにごともなく、メガラの町からエレウシスの町へと旅を続ける。エレ
ウシスでは今、女神デメテルの神殿で収穫祭の儀式が行われていると聞く。ちょっと
した好奇心から見物してみようと思ったのじゃが、これがいけなかった。

 拙者が神殿にたどりついたときは、群集が固唾を飲んで見守る神殿の白い階段の上
で、女祭司がなにやら儀式を執り行っているところであった。そのうち、女祭司が階
段をおり群集の中を動きまわリ始めた。あちらの人の手をさわり、こちらの人の手を
さわりするところを見ると、なにかの代表者を捜しているらしい。嫌な予感がしたが
、その予感どおり女祭司は最後には拙者の手を取ると階段を登りはじめるではないか。

 なにがなんだがわからぬうちに祭壇の前に立たされた拙者は、呆然と女祭司の言葉
と群集の期待のこもった歓声を聞いた。

「エレシウスの市民よ。これから一般人の1人に再生の象徴たる穀物と水と炎の儀式
を執り行ってもらいます。さあ、始めましょう」

 目の前には水の入った壷と穀物の入った鉢、そして燃え盛る炎の入った火鉢がある。
始めましょう、といっても、これらをどうすればいいのじゃろう?女祭司は拙者に何
の助言もしてくれない。

 しかたなく先に穀物の入った鉢を手にとると、群集のかすかなどよめきが聞こえる。
 これで正しいのか不安になる。この穀物をどうするべきか。群集に振り掛けるか、
水瓶の中に入れるか、火にくべるか、いっそ食べるべきか。

 そのときパラグラフに<>がついているのに気が付いた。今回の冒険はヒントをな
るべく使わないつもりじゃったが、このときばかりは文字通り、神にすがる思いでヒ
ントを見てみる。

───君は守り神への祈りをつぶやく。すると、かすかな囁きが聞こえる。「わから
ない。それはこのわたしにも謎なのさ!」(名誉点を1失う)

 アフロディテ殿も案外とあてにならぬ……。
 悩んだ挙句、鉢の中身を水瓶の中にあけてみた。チラリと群集の反応を見るとこの
行為に対して仰天して尻込みさえしているではないか。しまった、失敗じゃ。

「みなさん、この男は余所者。われわれの儀式の手順を知らなくて当然です」

 女祭司が口を開いて群集をなだめ、拙者にむかって微笑んだ。

「異国の人よ。もう行くがよい」

 女祭司が新たな代表を選んでいる間に拙者は、恥ずかしさで顔を紅潮させながら退
席した。恥辱点が増えなかっただけましと思わねばなるまい。

 エレウシスの町を出て、オリーブの並木道をひたすら真っ直ぐに歩き続ける。道は
これまでと違って手入れが行き届いており、耕地が広がり農民たちが働いているのが
見えた。次はいよいよ父の都、アテネが近づいているのだろう。


by 銀斎


○エニックス版「ドラゴンクエスト2」攻略記 第4話「少女と暴れ馬」

**********

 リリザを離れて5日、サマルトリアの城と城下町が見えてきた。ローレシア王であ
る父が病床にある現在、対ハーゴン軍の指揮はこの国の王がとっている。街道では早
馬が忙しく行き来している。

 また城の方から騎馬が駆けてきた……しかし、ただの伝令とは様子が違う。馬にま
たがっているのは身なりのいい女の子、しかも今にも振り落とされそうだ。後ろでは
白い影のようなものが浮かんでおり、こいつのせいで馬が暴れ出したのかもしれない。

「とめてー! だれか、とめてー!」

 女の子が悲鳴を上げる。馬は泡を吹いていた。早く何とかしなくてはいけないが、
さあどうする?

1 馬に飛び乗る
2 女の子を鞍から降ろす
3 影のようなものに切りかかる
4 助からない。現実は非情である

 4? いや3だ。まずは白い影をどうにかしなくては。ぼくは暴れ馬をサイドステ
ップしてやりすごすと、剣を抜いて幽霊に斬りつけた。

 ここでは通常の戦闘を行わず、1回で決着がつくようになっている。ページをパラ
パラとめくって数字を選び、攻撃力を足す。それが一定の数値(ここでは6)なら勝
利、というわけだ。

(TRPGでいうところの行為判定ですね)

 銅の剣を買っていたおかげで1以上出れば良い。結果は成功、鈍い手応えとともに
敵は消滅し、後には幽霊の布きれだけが残った。

「あと一歩で、ローラ姫の血を引かぬ王に復讐ができたものを、うらめしや〜」

 か細い声。やけに説明くさいな。どういう意味だろう。

 振り向くと、女の子は鞍から落ちかけている。ぼくは剣を捨てて彼女に向かってジ
ャンプした。女の子を抱き留め、もろともに落下する。衝撃を予感して一瞬寒気が走
ったが、それでもぼくは少女を抱えたまま離さなかった。

レベル1 HP12/12 攻撃力5 守備力5 23G EX14


by 惣一郎(読書百遍:http://www.geocities.jp/dokusho_hyaku/)

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☆「今週の一冊」の次回予告

本作にまつわる思い出、小ネタ、毀誉褒貶などありましたら「ゲーマニ亭」へ語りに
いらっしゃいっ。

【次回の一冊】「未定」を予定しています。

ADVENTURER'S INN 「ゲーマニ亭」投稿規則
http://doublecrown.under.jp/gamebook/mailmagazine/mag.html#toukou

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【編集後記】
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福岡暑い。蒸し暑い。たーすけてー。

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「週刊ゲーマニ」
 発行元  :ゲーマニ −Gamebook Maniacs−
       http://doublecrown.under.jp/gamebook/
 発行人  :double crown
 連絡先  :doublecrown.under@gmail.com
 登録解除 :http://doublecrown.under.jp/gamebook/mag.html
 過去ログ :http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000067467
 発行機関 :まぐまぐ  (http://www.mag2.com/ )       ID:0000067467
      :めろんぱん(http://www.melonpan.net/ )          ID:002801
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ADVENTURER'S INN 「ゲーマニ亭」投稿規則:

えーっと、「週刊ゲーマニ」に ADVENTURER'S INN 「ゲーマニ亭」 というコーナーを設けました。本コーナーは東京創元社のゲームブックに挟まれていた小冊子「アドベンチャラーズ・イン」をイメージして構成しております。つまり、購読者の投稿内容転載が基本となっております。投稿がない場合はこのコーナーもお休みするということになっておりますので(汗)、よろしくご参加のほどを。

○募集要項

ゲームブックに関連することでしたらなんでもよいです。例えば、

等々をメールにて連絡下さい。ま、気張らず楽しくやっていきまっしょい。

○投稿規則

お手数ですが以下の約束を守っていただくと、お互いスムースに意見交換できますのでヨロシクお願いします。

・メールの件名(Subject)を「ゲーマニ亭:投稿内容(ここは書き換えてね)」とする。

 こちらのメール管理のためです。恐縮です。

 例:「ゲーマニ亭:おすすめゲームブック」等

・メルマガに載せて良い、名前、内容にする。

基本的にメールの差し出し人の名前でメルマガに載せちゃいますのでそれがイヤな場合、メールの最後にPN:ペンネーム名 と書くようにして下さい。

 例:PN:ダブルクラウン

・文面を勝手に勝手に変更する場合もあったりするかも、怒らないでね。

基本的にそういう場合は確認メールを書こうと思いますが、ケースバイケースということでご容赦を。

(2002/1/5)


初版公開:2002年3月9日 最終更新日:2006年1月12日
Copyright © double crown
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