double crown's diary(2004年2月)

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04.02.23 晴れ

▼diary、移転しました。今infoseekの方はiswebと旧トライポッドの統合作業をやっていているんで http://doublecrownspieces.at.infoseek.co.jp/ のほうにジャンプ用のファイルを用意できないんですけれども。
▼安部公房『第四間氷期』(新潮文庫)読了。予言機械を作った男にふりかかる悲劇というか。SFしてて面白いけれど、ちょっと理屈っぽいかなあ。ミステリー的な要素もあるんだけれど、スッキリ解決しているとも言い難く、そのあたりもちょっと不満。

04.02.21 晴れ

▼よ・う・や・く。杏フィルターを第三者に公開して使って貰う準備が整いましたので勢い余って即公開しました。需要があるかどうか正直よくわからんのですが、自分としては便利だと思っているので他の人にも使ってもらいたいな。使ったレンタルサーバは流行(???)のロリポップ!レンタルサーバーです。マシンは当然ながら共有なので、負荷がかかりすぎると困りますから、利用者は限定する必要があるかなあとは思います。そんな心配より、使ってくれる人が出てくれるか、そっちのほうが深刻。
▼それでもって頃合いをみてinfoseekのデータは移転しようかなと思っています。
▼竹田陽一,栢野克己『小さな会社・儲けのルール』(フォレスト出版)読了。最近会社経営関連の書籍を読まないといけないなと思っています。独立するしない以前に、自分の所属している会社を客観的に評価できるようになりたいなと。僕は技術者ですから当然技術を磨くのは当然だし、最優先させるべき事柄なんだけれど、だからといって会社のいわれるままに従って働くのはどうなんだと。本書は九州は福岡のコンサルタントが書いているんだけれど、途中で取り上げられる会社の多くが九州では知られた会社ばかりで、福岡出身の僕にとってはなんとも身近でわかりやすかったです。ランチェスター戦略と呼ばれる営業スタイルを大まかに解説してあって、会社運営や営業を学びたい人にはいいとっかかりになるんじゃないかしら。
▼小松左京『氷の下の暗い顔』(角川文庫)読了。小松左京の本は、いかにもSFを読んだという気にさせてくれて嬉しい。短編四作、どの作品もアイディアが秀逸だけれど僕の好みは「雨と、風と、夕映えの彼方へ」。

04.02.16 晴れ

▼安部公房『砂の女』(新潮文庫)読了。初めて安部作品に触れたんだけれど、こりゃ凄いな。主人公が感じる息苦しさが迫ってきてもう人ごとじゃない感じ。

04.02.13 晴れ

杏フィルター、ログイン処理やID発行CGIがほぼ完成。あとはサーバをレンタルして設定すれば他の人も使えるようになります。もっとも使いたい人がいるかは疑問ですが(汗)。
▼イタロ・カルヴィーノ『見えない都市』(河出文庫)読了。
▼N・ブランデル『世界不思議物語』(現代教養文庫)読了。絶版。

04.02.09 晴れ

▼大矢順正『羽生善治 頭の鍛え方』(知的生きかた文庫)読了。本書で参考文献に上げている本を読んだ人には新鮮味がないと思う。ただの焼き直しです。ただ巻末の羽生語録は面白い。偏って収録されているのよね。著者の視点がよくわかる。

04.02.08 晴れ

▼将棋倶楽部24にて夢のR2000に到達! 長かったなあ。やはり先頭の数字が1と2じゃ違いますものね。三段昇段から9勝1敗とハイペースで勝ち続けられたのが原因だとは思うんですが、信じられない快進撃でありました。振り返ってみると相手が転んでいる勝負が2、3回ありましたね。いつもはそこで釣られて悪手を指して負けたりとか、作戦負けのまま土俵を割ることがよくありました。ところがここしばらく致命的なミスが出なくなった気がする。一日一局と決めて戦っているのがいいのかもしれないな。そのおかげで雑に指すということがなくなりましたし。さてさて、残りのIDもR2000にしなくちゃ。

04.02.05 晴れ

▼呉智英『大衆食堂の人々』(史輝出版)読了。氏の著作にしてはとっつきやすい。雑誌で掲載されたものをまとめたからだろうな。今は文庫でも読めるようです。

04.02.04 晴れ

▼南伸坊『哲學的』(角川文庫)読了。
▼先崎学『まわり将棋は技術だ 先崎学の浮いたり沈んだり2』(文藝春秋)読了。将棋の話が少なくてワシ的にはがっかり。エッセイ的には普通かしらね。


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