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ピップとの再会思い出ぽろぽろ。 |
いつのことだったかちょっと思い出せないのだけれど、 Google で遊んでいたときだったかなあ。調べ物も一段落したので気分転換に、思いついた言葉を入れて片っ端から検索してみたときのこと。ふと「ゲームブック」という言葉が浮かんだのでこいつも調べてみることにしたんですが、あるわあるわ、こんなにあるんかいっ、ってな具合でたくさん見つかったんですね。ほとんどがまあ、自己紹介に添えられていたりするものだったりして、たいして面白くなかったんですけど。次にゲームブックの中でも自分が一番好きだった作品であるピップで(ドラゴン・ファンタジーシリーズ)を検索してみました。すると、ドラゴン・ファンタジー専門のページがあることがわかったのです。
「インターネットも捨てたもんじゃないぜ!」って思いましたよ、このページを発見したときには。管理者であるセプタングエースさんの徹底したこだわりぶりは半端じゃない。トップページから「暗黒城の魔術師」の雰囲気が漂っていて、わくわくさせられます。各作品の解説はもとより、人物、地名辞典(いづれも未完成)、作品の解読(これも詳しい)、著者本人へファンレターを送り日本の読者のためにメッセージをもらってくるという快挙、果ては「第二の衝撃」に至っては何もいうことはありません。この第二の衝撃、ファンだった人ならかなりの衝撃(誇張ではなく)を受けることでしょうね。僕なんか少し泣きそうになりましたし。
掲示板「夢時間」には全国のブレナン者たちが楽しくおしゃべりしています。僕も何度か参加させてもらおうと思いましたが、そんなにディープなファンってわけでもないので躊躇しているところです。とかいいながら、さっそく書き込んだりして。[註]うーん、だいたいこんなページを作ったのも「夢時間」に書き込むためだったりするかもしれないなあ。ゲームブックのページでもないとなんだか気がひけちゃいますから。
マーリンの呼び声ではドラゴンファンタジーを「グレイルクエスト」と読んでいます。本国(イギリス)ではグレイルクエストって名前だったらしいですね。それを二見書房が付け替えたのでしょう。僕のページでもマーリンの呼び声に習って「グレイルクエスト」と呼ぶことにします。ところで僕、最初グレイルの意味がわかんなかったんですよ。 GRAIL QUEST と書くらしく「聖杯探究」という意味だったんですね。背景となっているアーサー王伝説を知っている人なら自明のことだったようですが、あいにくそれも読んでいなかった僕にはわかりませんでした。
で、このページを見るとみんな懐かしがってグレイルクエストを手に入れたくなるんですね。新刊なんてないし、在庫もない。当然古本屋さんへ出かけるしかないわけですがこれがなかなか見つからない。これを「グレイルクエスト」クエストと呼ぶそうで(笑)当然僕も探索に出かけましたとも。つらく長い旅でした。が、ついこの間めでたく任務を完了しました。いまから揃えるとなると大変ですよ、ホントに。幸運の石がいくらあっても足りないぐらいです(笑)。
思い切って書き込んじゃいました。いやあ、丁寧なレスをもらって恐縮です。
昨年末(2002年12月)、とうとう「グレイルクエスト」日本語版の絵師兼監修者であるフーゴ・ハル氏が、「マーリンの呼び声」に登場されました。十数年ぶりの登場だと言うのに、そのノリはまったく変わっていないご様子。こんなに興奮したのも久しぶりでした。