パンタクル2
煙草を買いに出かけた魔道師メスロンは,途中でパンタクルをなくしてしまうというヘマをやらかした。これでは魔法を使えない。悪いことになくしたのは,魔法を使えば家まで五分とかからないのだが,馬なら五,六日はかかる場所だった。そのうえ,野宿をしたために,風邪で寝込んでしまったのだ。そんな彼を,ファジー族という森の種族が,介抱してくれた。元気になったあとで話を聞くと,彼らは三つの魔法書を盗まれて困っているという。お礼に取り戻してやらぬわけにもいくまい。おなじみメスロンの大活躍譚。(巻頭ページより)
- 鈴木直人著
- 東京創元社
- 創元推理文庫 九〇九 4
- 定価700円(本体680円)
- 文庫
- ISBN4-488-90904-3 C0176
- 初版 1991年 5月24日
- パラグラフ数 510
- カバー・イラスト 虎井安夫
- 本文イラスト 虎井安夫
- あるドルイドの独白 ――あとがきにかえて ドルイド OTOAP
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