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07.05.01 曇

▼9割が代休を取って長期連休をしているさなか職場へ。何をしているのだろう。
▼森 博嗣「森博嗣のミステリィ工作室」読み中。彼の推薦する100冊のミステリを読んでみようかな。その前に西尾維新をやっつけないといけないが。
▼将棋倶楽部24にて本日も勝利。好調をキープ、というか相手が楽観してこけた感じ。左美濃対三間飛車であった。R1994。


07.05.06 雨

▼西尾維新の戯言シリーズ読了。後半へいくに従いミステリ要素がどんどん減っていったものの、主人公が成長過程を魅せ方が楽しく、週刊少年マンガのノリでさくさく読めました。女子キャラの愛らしさもよいですね。ライトノベルが好きな人ならお勧め。

▼松尾 スズキ「演技でいいから友達でいて―僕が学んだ舞台の達人」読了。
▼明日からまた死なない程度に頑張る。


07.05.13 晴

▼健康を考え土、日と散歩に出かける。仕事から座りっぱなしだからな。
▼福岡の西の果てに住んでいるので自然がいっぱい。川沿いを歩けば、魚も泳いでいるし、カモも泳いでいる。親ガモについて泳いでいる小ガモの姿を発見した。可愛いねえ。
▼亀も泳いでいるし、渡り鳥も居たりするけれど、20分も歩くと西新というそこそこ開けた街にたどり着く。都会と自然が不思議とシームレスにつながっているんだよなあといつも思う。
▼今週読んだ本。再読や雑誌をのぞくと5冊か。零崎双識は期待はずれ。殺人鬼「零崎双識」は特攻隊長と呼ばれる力量がある設定なのに、その結末はいかがなものかと。アフターダークは心に何も引っかからず。逆に夜回り先生は引っかかりすぎ。子供は祝福されないといけない存在なのだなと痛感する。ジョジョはうーん、前巻(11巻)にも感じたけれど物語が不安定で締まりを感じないなあ。完結してからまとめて読んだ方がよいのかもしれない。荒俣本は、確かに面白い題材に当たっていると思うのだけれど、文章か乾燥しているといおうか、するする頭に入ってこない。それぞれ取り上げられている内容についての基礎知識が足りていないというのが原因なのかも。

▼「夜回り先生」は「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」(Dainさん)の「泣きながら、一気読みしました。」を読んで購入。このサイトで取り上げている本はチェックする予定です。勝手ながら読書の水先案内人に認定させていただきました。
▼近頃、読みたい本がなかなか手に入らないんだよな。4月にでたライトノベル「冬の巨人」を探したんだが近くの書店にはなかった。西新まで出たけれどダメ。CDもそうだけれど、売れ線商品ばかりが並んでてげんなりしてしまう。仕入れなかったのか、それとも少量入荷して売れたけれど再入荷しなかった、ってことなのかは知らないですけれど。もう、本屋にいくのは、紀伊国屋やジュンク堂のみにすべきなのでしょう。


07.05.19 晴

▼お昼から散歩へ。家を出たときは半袖シャツだと肌寒い気温だったが、日が照るにしたがいほどよい感じになった。歩くと気分が晴れるのな。
▼自戒も込めてメモ。あるサイトに、所属会社を非難しながら内部事情をリークしているコメントがポストしてあり、コメントを管理するサイトも面白がって記事にしてしまっていたと。関係者が気づいて、周りもったというか記事を載せたサイトに気を遣って(?)やんわりと「削除してくれ」というコメントしている状況がある。
▼問題は二点あって、会社の内部情報をリークしてしまうコメント記入者の危機管理のなさ。これは問題外ですな。幼稚園からやり直すべきだろう。
▼二つめは、内部リークだと書いてあるにもかかわらず記事にしてしまう管理者の姿勢。鵜呑みにしてそのまま書き付けるのは無責任すぎる。関係者が、噂を広がるのを恐れて対応してくれといっているのに、リークコメントしている人に説教コメントを付け、自分の記事はそのままにしてあるなんていうのは、おかしいだろうと思う。まずはその記事削除してから、説教するなり反省するなりしていただきたい。
▼ということは自分はしないように気をつけなくてはならんなと思た。
▼今週読んだ本。5冊。零崎軋識は戯言シリーズのキャラがわんさか出てきて嬉しく思ったものの、零崎双識編も同様だったけれどキャラの強さが感じられず不満。というか軋識は負けすぎだ。本当に恐れられた一族なのか? 日垣本は自分の色眼鏡を壊してくれるので助かる。クリスティの小説ははじめて読んだ。なるほど、古典ミステリも面白いな。ミッシングリンクもの(一見、互いに無関係に見える複数の事件・被害者の間にあると仮定される共通点を探す作品)だそうです。森博嗣はクリスティでは他に「アクロイド殺害事件」「予告殺人」を薦めていたので読んでみようかしら。「自負と偏見」はイギリスで最高と呼ばれているらしい作品。主人公の母の究極ともいえる俗人ぶりにずーっと怒りを覚えながら(笑)あっという間に読んでしまった。200年も前の作品なのに全く違和感がない。ウニタ本は集めると決めたので購入。うさぎドロップでも思ったけれど新刊が出るたびに絵のラインが雑になってきているような。うーん。


07.05.20 晴

▼一周忌へ。妹が夫婦として初見参。下の妹も近いうちに結婚するらしい。ふーん。
▼将棋について今頃こんなことを書くのもいかがなものかと思うが、少し前に怒りに駆られたことを書こうかと。まあしょうもない話なんだけれど。
神崎健二というプロ将棋指しがいらっしゃいまして、昔からWeb上で日記を公開されている。まあそれはいいんだが、書いていることがおかしいのです。差し障りのない日記でも書いていればよいものを、ない知恵絞って将棋界へ貢献と自己顕示をしようとして自爆している姿が素晴らしく香ばしい。ウォッチ対象として楽しませてくれるわけなんですがあまりに酷いのでここで指摘しておこうかと。
▼少し前に女流棋士分裂騒動(今どうなっているんでしたっけ?)が起こったさいに、ブログを持っているプロ将棋指し達が各自の意見を出してしまったことがあった。それぞれの立場でモノをいっているから、当然対立もあったりしたわけです。だがそれは日本将棋連盟としては拙かったわけね。相変わらず広報部門が貧弱で、ろくな声明が出せないだけでなく内部統制が出来ていないことが露呈してしまった(今更ですが)わけですよ。
▼たしかにそれは連盟として都合が悪いと思ったのでしょう、連盟員である神崎が日記でこう書いた。《人道上、人権上のことは大事で、噂の流布だけに終わるようなことをネット内に書く時は慎重にすべき。書く人の地位やアクセス数によってはとても影響も大きい。ネット内に発言の場を持っている各棋士、各女流棋士は、慎重に書かなければいけない。》(■2007/03/09 (金) 影響
▼そのために、このような提案をするわけだ。《みんなで今から1〜2か月間ほど、ネットでの個人としての日記やブログを休むべきだと思う。 休む必要のない人が圧倒的大多数ではあるが、どの表現がおかしいとか、これがおかしいとか言い合うことになるのならば、みんなで休みませんか?不適切な表現で書いて、その書いたことに責任を持てない人は特に長期間休みませんか?》(■2007/03/14 (水) 活字なみの配慮と覚悟の必要)。
▼…なにこれ。そんな提案はWeb日記のようなところで表明せず、連盟内部で提案するなり掛け合うなりしろと。そもそも自分の日記が読まれているかどうかわからんだろうし。読んでくれているはず、とでも思っているのか。当時はわりと緊急事態でもあったはずだ。のんびりし過ぎだろう。
▼《休む必要のない人が圧倒的大多数》の記述もなんなのかと。てことは、問題あるのはある特定の人たちだということであって、だったら直接名前やサイトをあげんかい。ここで腰が引ける神経がわからぬ。責任回避? 何をいまさら。
▼そう言い残して一月ほど日記を書いていないのだが、あに図らんや、掲示板では普通に日記を書いて居るではないか。もうね。バカかと。あほかと。意味がわからん。書くことに責任が持てないから日記を休んだはず(ですよね?)なのに、掲示板に続きを書いてしまうってどういう神経しているの? 理解できない。そして極めつけが復活第一弾の日記。
▼《特に、責任ある立場の人には、無責任なことを書いてから、後で消すということを何度も何度も繰り返していただきたくはない。「消せばいいのだから」とか「消しておけば終わり」なのではなくて「消したという行為」までも発信することに含まれている。消すことを繰り返すことによって『ますます無責任な人』と思われてしまう。》(■2007/04/11 (水) 消しゴムのようには消えない
▼おっしゃるとおりだが、書いていることとやっていることが矛盾しているという無責任な態度もいかがなモノかと思いますよ。それともご自身、責任のある立場にはない、とでも思っているのでしょうか。
▼自分で日記を読み返してみて「おかしいなあ」と思ったりしないのか。それが不思議でならない。首から上についているモノは果たして機能しているのだろうか。客観視できないにもほどがある。日本は豊かな国だなあ。


07.05.27 晴

▼昼寝したら夜寝付けず。このところいくら寝ても疲れがとれない。年か。年なのか。デブか。デブが原因か。
▼トイレは壊れるは、鍵を忘れて出かけて閉め出されるは散々であったなあ。
▼週末まとめて DVD 、書籍が届いた。「のだめカンタービレ DVD-BOX (6枚組)」を開封し、まだ見たことがなかった一話目と二話目を鑑賞。残りは明日にでも。
▼今週読んだ本と CD 。「キャッチャー」は自我が肥大した鼻持ちならない思春期(俺以外全部バカという精神状態だね)を切り取った作品なのだな。はしかのように一度は誰しも体験するが故にいまだに売れているそうだ。わからないでもないけれど、もうこんな鬱陶しい精神状態には戻りたくないな。
▼「勉強法」は体験談ということもあって、分かりやすい。
▼「jupiter」はラフメーカーというフラッシュを見てバンプを聞き直さなきゃと思い購入。「天体観測」も素晴らしいが、なんといっても「ハルジオン」に尽きる。このアルバムでは弱っている人が聞くと切なすぎて鬱になるかもしれない。パワーのある曲ばかりだから聞く際には体調に気をつけて欲しい。


07.05.30 晴

▼昨日は蒸し暑かったが今日は涼しく過ごしやすかった。
▼「知的ストレッチ」勉強方法の具体的手法が乗っていて参考にしやすい。広い机を持つ、探しものは2秒以内、付箋の貼り方、本棚の選び方等大変有益でした。効率的に勉強するための力強い味方になる。オススメ。
▼「冬の巨人」はねえ、面白いファンタジーで世界観とかいくらでも語るべき内容があったと思うのに非常にコンパクトに作られていて不満。もっと読ませろよなあ。粗筋を読まされたような気分だ。
▼「アクロイド」はミステリの中でも有名な作品だそうで、なるほど、事前情報を仕入れずに読むと吃驚するかもなあ。しかし本作を読むきっかけって、本作があまりに独創的だと喧伝されているからであって、そうするとどうしても疑いながら読んでしまいがちじゃなかろうか。それでも僕は良くできているなと感心したよ。
▼「夕凪」はねえ、特に語ることなし。今現在、「広島」関連の興味がないので。


先月翌月
解説
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