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07.04.01 曇

▼はてなダイアリーに飽きたので帰ってきました。1年半ぶりですか。
▼テキストをガリガリ書いた方がどうも読み応えのある(自分が、ですけれど)日記になるようです。なんでかしらんけれど。
▼このページのデザインもごちゃごちゃしているんで、時期をみてもうちょっとシンプルなものに替えたいと思います。
▼「Make: Technology on Your Time Volume 02」読了。セグウェイを作ったディーン・ケーメンのインタビューを読み、格好のよい技術者とはかくあるべしと思ったな。yomoyomo さんも訳で参加されております。
▼今月から派遣先から自社の事業所で働きます。仕事を持ち帰って作業をするわけです。責任者になってしまってます。でも引き受けた仕事は今でもよくわかっていません(汗)。締め切りは6月末です。技術的なことも無理矢理勉強しなければなりませんし、顧客との折衝もやらないけないし、部下のコントロールしなくちゃならない。ホントみんなよくやっているよなあ、と思うねえ。給料も特に上がらないしよー。ったく。
▼6月に前の職場の連中と旅行に行く計画なので、現在はそれだけが心の支えであります。

Make: Technology on Your Time Volume 02Make: Technology on Your Time Volume 02
オライリー・ジャパン
2007-03-19
Book
by anzu_clip

07.04.02 晴

▼今日「のだめカンタービレ DVD-BOX」を予約。amazon で 25% 引きとのこと。発売予定日が5月25日って、遠いな!
▼マンガ版、アニメ版は観ていません。イメージがどうも崩れそうで。ドラマ版で十分楽しめたのでいろいろ追うのはやめてます。
anzu_clip をちょい改造。商品の詳細を出すようにしたのと、関連商品の表示を行いました。関連商品をクリックすると、芋ずる式に出てきて面白いなと。のだめをクリックしてみると、「near item」の下に関連商品が出てくるんで、どんどんクリックして見てください。

のだめカンタービレ DVD-BOXのだめカンタービレ DVD-BOX
上野樹里 二ノ宮知子 玉木宏
2007-05-25
DVD
by anzu_clip

07.04.04 曇

▼昨日今日と突然気温が下がった。なんなんだ? すこぶる体によくない。
▼グレッグ・イーガンの短編SF集「祈りの海」読了。前に読んだ「ひとりっ子」より数段分かりやすかった。こっちの方が少々古いんだけれど。
▼なんといっても全編、感覚が捻れる錯覚に襲われた。まっすぐ立っていられず足元がぐらぐらと揺れているような衝撃。いやあ、これぞセンスオブワンダー、と叫びたくなる。
▼テーマはやっぱり人のアイデンティティの根拠を徹底していじり倒すという意味で、「ひとりっ子」と同様ですが科学知識や用語がまだ若干少なく、そのため理解しやすいのかもしれません。長編も読んでみたくなったな。

祈りの海祈りの海
グレッグ イーガン Greg Egan 山岸 真
2000-12
Book
by anzu_clip

07.04.05 晴

▼だけど寒い。春なのになんだこれ。
▼ラジオで聞いたYUIの「How crazy」に吹き飛ばされてアルバム「CAN'T BUY MY LOVE (初回限定盤)(DVD付)」即購入。幸せに浸ってます。
▼最初聞いたときはなんで椎名林檎が青臭い歌詞で歌っているんだと思ってた。声質が似ているのかな。鬼塚ちひろにも若干似ているような気もする。LOVE PSYCHEDELICO 的(Rolling star)な感じもあるかな。格好いい女系といいましょうか。
▼でも「CHE.R.RY」の愛らしさときたら。落差にやられる。
▼のりのいい「Happy Birthday to you you」もいいね。
坂口安吾全集〈14〉読了。
▼将棋倶楽部24で、「81diver」というIDの弱い二段を発見。六段クラスが名乗るならまだしも。こっちが恥ずかしくなった。

CAN'T BUY MY LOVE (初回限定盤)(DVD付)CAN'T BUY MY LOVE (初回限定盤)(DVD付)
YUI northa+ Kenji Ogura
2007-04-04
Music
by anzu_clip
坂口安吾全集〈14〉坂口安吾全集〈14〉
坂口 安吾
1990-06
Book
by anzu_clip

07.04.08 晴

▼日曜日の夜はどうも鬱だ。毎度のことながら。仕事に希望が見いだせれば気持ちも変わるかもしれないが、新しいプロジェクトを始めた段階なのでなにぶん手探り状態。気疲れが貯まる。
▼昨日、草野球の練習に参加してきた。福岡はまだ桜が残っていて、花見している連中が多かったな。
▼というわけで下半身が全体的に筋肉痛で微妙に辛い。あと右手の筋が痛い。久しぶりにボールを投げたせいか、うまくコントロールできず、ワンバウンド送球になってしまうのな。プロ野球選手って凄いのねえ。
▼「新・読書の快楽―ブックガイド・ベスト500」読了。読むべき本探しのため。ミステリーでも読もうかと。あとSFね。
▼後書きを書いている安原顯ってのは本当に本を読んでいるのかね? 紹介している本が多いからなのか、紹介文が短くてテキトーすぎる。有名だった編集者らしいけれどさ。作家の原稿を無断で持ち出して売却したりしているあたり、信用ならん人物だ。
anzu_clip は一旦開発終了。利用者が好きなようにアソシエイトのテキストや画像を構成できる機能を追加しようといろいろ考えたんだけれど、直感的なインターフェイスを提供できないなと。Ajaxを勉強して、分かりやすいものを作れるようになってから再チャレンジ予定。
▼その代わりといってはなんだけれど、杏フィルターを改善したいと思っています。取得データ格納をdbにしたり、フィルタの手法をテキストマッチだけじゃなくて「ベイズ推定」とかそういうアルゴリズムを導入してみたり(ほとんどわかってませんが)。まあいつものように、小宮さんの後を追うように改造するわけなんですけれどね(汗)。

新・読書の快楽―ブックガイド・ベスト500新・読書の快楽―ブックガイド・ベスト500
ぼくらはカルチャー探偵団
1989-09
文庫
by anzu_clip

07.04.09 晴

▼「すぐに稼げる文章術」再読。本書のようにノウハウ系は再読して実践しないと頭からエッセンスがどんどん抜けていくので定期的に読まねばなりません。彼の著書で読んでいないモノは全部買って読むことにしていますが、購入が追いつかんなあ。
▼「駅弁ひとり旅 1 (1)」読了。

すぐに稼げる文章術すぐに稼げる文章術
日垣 隆
2006-11
新書
by anzu_clip
駅弁ひとり旅 1 (1)駅弁ひとり旅 1 (1)
櫻井 寛 はやせ 淳
2006-04-20
コミック
by anzu_clip

07.04.14 晴

▼「学術小説 外骨という人がいた!」読了。
▼部屋の掃除と不要物の整理を毎日少しずつ進めている。とにかく本が多いが、古いMacintosh や当時の周辺機器、昔の仕事の資料やもう着ないであろう洋服など処分するか否かを判断するわけだが、まあ、捨てることにした。
▼そうすると、どのタイミングで捨てるかとか粗大ゴミの処分の方法はどうだったか、といった細々したことを調べないといけない。その時点で鬱。
▼真剣にやり始めるとキリがないので、適当に切り上げた。それでも部屋の印象はずいぶんすっきりした。気がする。


07.04.15 曇りのち雨

▼amazonで買おうと思っている商品を TODO リスト形式で管理できるツールがないかと調べ中。bookmarklet でその商品を登録できて、購入済かどうか、読んだか/観たかのチェックボックスがついていて、すぐ書き込める。はてブのようにタグで分類管理ができ、一行程度のコメントがつけられるような感じで。
▼普通にはてブを利用すればいい気もするが、アソシエイトなんかは個々人の設定を使いたいしなあ。いっちょ開発するか。
▼というのも、購入したい商品をメモを手帳やらWeb日記やらあちこちに書き散らしているので、いつ買ったか、そもそも買ったのか?というのがわからない。メモもすぐ見失うしさあ。これ、困るんだよなあ。
▼「すぐに稼げる文章術」より第7章、「文章で稼ぐための必読33冊」を挙げておきます。というか自分の購入予定本ですな。

  1. 読書について 他二篇」ショウペンハウエル(文庫)
  2. 芸術起業論」村上 隆 (単行本)
  3. 作曲家の発想術」青島 広志 (新書)
  4. 国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて」佐藤 優 (単行本)
  5. ヒルズ黙示録―検証・ライブドア」大鹿 靖明 (単行本)
  6. 早稲田古本屋日録」向井 透史 (単行本)
  7. ナンダロウアヤシゲな日々―本の海で溺れて」南陀楼綾繁 (単行本)
  8. 解剖男」遠藤 秀紀 (新書)
  9. 知的な男は、モテる。―ライフスタイルを磨く57の方法」中谷 彰宏 (単行本)
  10. ラクして成果が上がる理系的仕事術」鎌田 浩毅 (新書)
  11. 執筆論―私はこうして本を書いてきた」谷沢 永一 (単行本)
  12. 態度が悪くてすみません―内なる「他者」との出会い」内田 樹 (新書)
  13. アカデミー賞を獲る脚本術」リンダ シーガー(単行本)
  14. 映画ライターズ・ロードマップ―“プロット構築”最前線の歩き方」ウェンデル ウェルマン(単行本)
  15. 大人のための文章法」和田 秀樹(新書)
  16. 「知」のソフトウェア」立花 隆(-)
  17. 伝わる・揺さぶる!文章を書く」山田 ズーニー(新書)
  18. ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法」福田 和也(文庫)
  19. ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法 2」福田 和也(単行本)
  20. 考える技術・書く技術」板坂 元(新書)
  21. 考える技術・書く技術 続 (2)」板坂 元(新書)
  22. フィールドワークの技法―問いを育てる、仮説をきたえる」佐藤 郁哉(単行本)
  23. 売文生活」日垣 隆(新書)
  24. 知的ストレッチ入門―すいすい読める書けるアイデアが出る」日垣 隆(単行本)
  25. まだ見ぬ書き手へ」丸山 健二(文庫)
  26. 聞きとりの作法」小池 和男(単行本(ソフトカバー))
  27. 見城徹 編集者魂の戦士―別冊課外授業ようこそ先輩」(単行本)
  28. ゴールドラッシュの「超」ビジネスモデル」野口 悠紀雄(単行本)
  29. ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」梅田 望夫(新書)
  30. 月1千万円稼げるネットショップ「売れる」秘訣は文章力だ!」勝吉 章(単行本)
  31. 新聞がなくなる日」歌川 令三(単行本)
  32. コンテンツ消滅 音楽・ゲーム・アニメ ペーパーバックス」小林 雅一(単行本)
  33. 論文作法―調査・研究・執筆の技術と手順」ウンベルト エーコ(単行本)amazonのレビューを読むと面白そうだ。
  34. 日本語の正しい表記と用語の辞典」(単行本)
  35. 新しい国語表記ハンドブック」(単行本)
  36. 校正記号の使い方―タテ組・ヨコ組・欧文組」(単行本(ソフトカバー))
以上。素直に書くと3冊多かったりするな。で、ウェブ進化論について<<わざわざお断りするまでもないことですが、本書の基本的枠組みが「恫喝」にあることは、しっかり踏まえておいたほうが良いでしょう。>>とあるんですが、恫喝なんてあったかなあ。ネット世界はスゲー勢いで変わっているんですよ、いやあ、ほんとに、ぐらいの割合のほほんとしたテイストの本だったと思うんですがねえ。というより山本一郎さん@切込隊長が指摘する、<<私たちが夢見る「あちら側」も、所詮は(いまのところ)人海戦術なのである。>>ってことを意図的に隠しているんだろうな、とは思ったな。Googleが目指す、人間の判断をいれずすべてプログラムで処理する、っていうのは人間が介在している限り無理だと思う。
▼話は戻るけれど、上記の36個のリンクは anzu_clip を利用して10分程度で作成したんだけれど、手で HTML の切り貼りをしたからそれぐらいかかっちゃうわけで、bookmarklet をつくって作成すれば、検索時間を除くとあっという間に自分用購入 TODO リストがつくれるな。暇を見つけて作るとしよう。


07.04.22 雨

▼同居人の誕生日、ということで博多吉兆へ。東京時代に行ったとき、気配りの細やかさ感激したので。
▼上品な味でございました。1月の食事代が1食で吹っ飛ぶというのはどうかと思うんですけれどそれは野暮ってもんですな。
▼30代中盤に差し掛かったので、もう少しいいものを身につけたらどうかといわれた。年を取ると、嫌でもなにがしかの責任者になってしまうので、それ相応の格好をしろとの通達。
▼ので泣きながら1万2000円のネクタイを購入。というか、こじゃれた店で値段がついていないネクタイを見繕ったらこの案配。みんなこんなの普通に買っているのか。凄いな。
▼西尾 維新「クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い」読了。ミステリー部分に刺激はないけれど、キャラの造形にやられた。主人公いーちゃんの、なにもかもにうんざりしちゃっててめんどくさくて鬱々としている気分に共感してしまったというか。キャラの作りが過剰すぎて戯画化されちゃってるんでライトノベルよりの本です。楽しく読めました。
▼勝又 清和「最新戦法の話」読了。良書。戦法の変遷の裏側を解説してあります。再読予定。
▼久米田 康治「さよなら絶望先生 第8集 (8)」読了。
▼amazon用購入TODOリスト作成ツールとして「杏リスト」つーのを開発中。ほぼできました。残り、カート機能を追加すれば便利かなと思ってます。リストから即 amazon のカートへまとめて移すことが出来ればストレスなく購入できますからね。先日のリストも1分も掛からず作成できましたしラクですよ。GW中にはリリースして、皆さんに使って欲しいなあと思ってます。

クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣いクビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い
西尾 維新 take
2002-02
新書
by anzu_clip
最新戦法の話最新戦法の話
勝又 清和
2007-04
単行本
by anzu_clip

07.04.30 曇

▼27日金曜日、会社の行事で浜松へ。宴会後、二次会には参加せず。腰が痛みそうな予感がしたので。福岡から浜松まで新幹線に乗りっぱなししかも隣上司、かつ会議4時間座りっぱなしのそこから4時間宴会で立ちっぱなしという腰に悪いメニューだったのでねえ。
▼28日土曜日、東京へ。昨年も帰ったが、東京時代の同僚と飲むために移動。年に一度の癒し時間だ。だらだらと身のない話をして酒飲んで自宅持ちの家に宿泊。
▼29日日曜日、早朝から移動。福岡へ戻るのにスカイマークを利用した。飛行機が取れたのがここだけだったわけなんだけれど、しかし安いな。4日前に予約だしGW中なのに片道2万しないのね。座席は狭いし、機内サービスは大手に比べると弱いけれど、値段がこれだけ安けりゃ(自費だし)文句ありません。
▼帰るまで時間があったので神保町へ寄って古本を探索。アカシア書店にて芹澤博文のエッセイを買おうかと思ったが数冊立ち読みしてみると、ほぼ同じことが書かれていたので買う気が失せた。代わりに、鈴木 英春「必殺!19手定跡―英春流「かまいたち」戦法〈居飛車編〉」と佐藤 大五郎「無敵宇宙戦法」を購入。
▼英春の本は、いかに苦労して本戦法を作り上げたか、という熱意と自負がちょっぴり青臭いんだけれど、人生を不器用にしか生きることができなかった彼の人となりが感じられて、なんかこう、元気になる。戦法の評価は保留です。手得に敏感じゃないとうまく立ち回れなかったり、形によって玉が薄かったり、堅かったりと総合戦法といいつつ、違う感覚を要求されるため基本的に力がないと勝ちきれないと思われるんだよ。なので採用していみるには躊躇してしまいがちだし。
▼数回「かまいたち」を喰らったことがあるんだけれど、指し手がその将棋の思想を理解していないと、すぐ空中分解してしまう。急戦は特に顕著で、僕なんかかならず作戦負けするけれど、終盤でさくっと逆転することができたりするんですよ。でも、正直、僕好みの力戦に誘導できるので魅力は感じているんだけれど。
▼そして力戦の勇者だった佐藤大五郎先生の棋書「無敵宇宙戦法」をゲット。居飛車、振り飛車関係なく飛車を中段に構える、という前代未聞、というか中座飛車の元祖といえるんではないかと思われる戦法も載ってます。先手番限定ですがね。目的は各交換中飛車の頁でして、今拙者が指している形とまったくかわっていない。ぐわー、もう30年以上も前に全部出てきているんだな…。
▼棋書を読んでいたせいか将棋クラブ24絶好調。R2000が久しぶりに見えてきた。しかし石田流を含む三間飛車の多いことよ。おまいら流行に左右されすぎ。
▼西尾維新週間なのか、さらにここ数日で4冊消化。ミステリー要素が巻を追うごとに薄まり、というかほとんどない気もするが、反比例してキャラの立ち具合がよくなっている。けど、すぐ死んじゃうのは切ないッス。あとの三冊か…。GWで全部読んじゃいそうだ。

anzu_list(Amazon商品購入予定リスト作成Webサービス)できました。カート機能をのぞき、ほぼ想定したものを搭載(大げさ)しています。アソシエイトID を登録できるようになったので、それを持っている方には朗報かと思います。というわけでみんな使ってみて下さい。→ サンプル(double crown 購入予定リスト)


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